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2010年10月 9日 (土)

十三人の刺客 絶賛公開中!

今日放送のTBSラジオ
宇多丸のウィークエンドシャッフル
無差別型映画評論コーナー「ザ・シネマハスラー
今週は「十三人の刺客」

宇多丸さん、早口で飛ばしながらすごく褒めてます。
pen嬉しいので簡単にレポ。

真正面から時代劇をアップデート
ものすごく真っ当な姿勢で
本来語られるべきものを引き出し理想的にリメイクしている。

お・おもしれぇ~
日本映画やればできるじゃん!
素直に楽しかった-!と思って映画館を出てくる
・・・そんな映画。

オリジナル版では単なる横暴な権力者だった松平斉韶が
今作では「近年映画でここまで!?」という位極悪!
リメイクするに当たって「現在」に合わせてその悪の度合いを変えてきている。
「リアルな江戸時代の闇」
圧倒的な説得力で勧善懲悪カタルシスに繋がっていく。

現代ならでは表現出来る「悪」を象徴的に表しているのが
SMAPのゴローちゃん(ごろーちゃん呼びです)演じる松平斉韶。
単なる横暴な権力者というだけでなく封建社会の歪み自らを引き受け突き詰めた結果の狂気、ダークナイトのジョーカー的な存在になっている。
久しぶりにその人が画面に出てくるだけでワクワクする強烈な悪役。
静かに知的に狂っている殿。
そんな役を引き受けたゴローちゃん、偉い!
マジ、偉い!!

以前月イチゴローで三池監督も出演している名作「ホステル」を酷評し「存在すら認めたくない!」と言った吾郎に反発して、1年間SMAPの曲をかけなかったそうです(笑)。でも今はかけてますけど、って。

吾郎にこの役をキャスティングした監督、
そしてそれに応えたゴローちゃんの演技に関して、100点!
(個人的に)今年の助演男優賞に決定!
だそうです。
ここまでラジオで褒めてもらえると嬉しいですね。

オリジナル版についての話に始まり40分以上、早口で話していたので内容は盛りだくさん。
この後は江戸時代末期の侍の存在について、個々の役者さんの素晴らしい演技についてなど語っていましたが、それは省略させて頂きます。

最後に
細かい所で気になる点はいくつかあるけれど、
これだけ面白かったら文句ないよ!
前半に出てくるいくつかのシーンが伏線となって後半のあるシーンに見事に繋がっている、50分の死闘も7分おき(笑)くらいに素晴らしいキメ台詞がありうならせてくれる、など脚本が素晴らしい。
役者さん達が隅々まで良く、オリジナルに比べキャラクターが全体的に描きこまれていて、具体的なエピソードに拘るよりも最終的にはそれぞれの存在感で描いている。
巨大なオープンセット、スローモーションなどの映像処理に頼らない作り、演出・美術も全力投球!
オリジナル越えしていると言ってもいい位。
若い世代にももっと話題になって欲しい。
だって面白いもん!
ここまで今の映画で出来るんだ!と感動しました。

絶対に行ってねsign03
絶対に行ってねsign03
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ゴローちゃんだけで3000円の価値があるsign01

ですって。

*以上、簡単なレポでした。メモだけですので、少し違う表現などもあると思いますがご容赦を

バンクーバー国際映画祭でも絶賛の声が聞こえています。
「間違いなく今年の最高傑作の1つ」
「忌むべき最凶の君主という嫌われ役が稲垣吾郎によって見事に命を与えられた」

(Sさん、素晴らしい訳を勝手に引用してしまいました。ごめんなさい!)
日本では、アイドルグループSMAPの稲垣吾郎がこんな悪役を!というギャップを差し引かれてしまう感があるけれど、それを知らない海外で名指しで褒められるのはとても嬉しいです。

さて、来週はいつ観に行こうか・・・

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吾郎映画」カテゴリの記事

コメント

ラジオレポ、ありがとうございます。聞きそびれてしまったので助かりました。読み進む中に感激して涙がこみ上げてきました。思えば関係者試写会で好評だったと人伝に聞いた吾郎の演技がここまで多くの人達に絶賛されるとは・・・本当に嬉しい!!最初から最後まで息をつかせぬ面白さ、バンクーバー映画祭の批評も嬉しいですね~。私の頭の中は、色々な殿の映像ときめ台詞でいっぱいです(笑)何回も観たくなる映画は久しぶりで、これからは前よりも一層、役者稲垣吾郎の活躍が楽しみになりました。最強の暴君なのに、あの黒目がちの美しい瞳に魅せられています(笑)

投稿: 輝 | 2010年10月10日 (日) 01時18分

horse輝さま
コメントありがとうございます。
もう、上の所で聴く事ができます(笑)。

「十三人の刺客」について、これほど語ってもらえて本当に嬉しいです。
後で知ったのですが、とても人気のある番組でいつもは「辛口」だそうですね。
そんな宇多丸さんが月イチゴローを観ているという事も嬉しいです。
月イチゴローも実はたくさん喋っているそうですし、おもしろおかしく編集される前の真面目な語りを聴いてみたいですね。

投稿: サイトー | 2010年10月10日 (日) 08時13分

40分ぎっしりと『十三人の刺客』のことに関して早口で語ってくれてありがたいですよねぇ。それをメモ書きだけでここまで記事にしたサイトーさんはすごいです! 愛がないとできないよね(笑)

映画好きの方には、よく知られているラジオ番組みたいで次回は『十三人の刺客』のレビューをやりますよと告知したらすごく反応があったみたいですね。いろんなところのレビューを見に行ったのですが、ここでほとんどの世間の感想の総まとめみたいなものが聞けたと思います。良いところと、ちょっと疑問に思うところなどすべて代弁して語ってくれていました。

その中で吾郎の松平斉韶についても熱く語ってくださって、「100点満点!助演男優賞は吾郎ちゃんに決定!」とまで言い切ってくださったのが本当に嬉しかったです。世間でも吾郎の演技はおおむね好評ですが、思ったのは業界にいる方のほうが吾郎がどれだけ今回の役でがんばって演じたかわかってくれるのではないかと思いました。吾郎のパブリックイメージだと簡単に殿を演じることができるかもしれないけど、実際はそうではないので。殿の雰囲気は持ってますけどね(笑) ジャニーズという制限を突き破って演じたというのも評価に値したのではないかと。賞が取れたらいい役者というわけではないけど・・・取ってほしいですねぇ。

投稿: Kazuyo | 2010年10月10日 (日) 17時45分

horsekazuyoさま
コメントありがとうございます。
そういえば吾郎以外の俳優さん達については、メモをとる手がついていかなかったわ(笑)。
久しぶりに必死にノートを取った気分です。

このラジオ番組、人気があるんですね。しかも普段は辛口とか。
そんな方にあれだけ褒めて貰うのは本当に嬉しいです。

試写の段階から作品そのものについても「殿」についても絶賛が多かったのは、やはり業界にいる方の評価が高かったという事なのでしょうか。でも公開後も「すごく面白かった、劇場で観るべき!吾郎ちゃんが凄く良かった」という感想が多くて嬉しいです。
つい、時間があると映画の感想を探しに検索の旅に出てしまうのですが、あまりにも感想が多くて、観るといろいろ書きたくなる映画なんだなと思いました。
時代劇が苦手だった私でも楽しめるストーリーなので(吾郎が出ていないオリジナルの方もとても楽しめました!)もっと若い人達にも観てもらいたいですね。
日本人しか作れない時代劇の今後の為にも、出来る限り多くの人に観て貰いたいです。

「賞」なんて~とも思いますが、やはり何か取って欲しいです。
演技力を計る物差しが無いのなら、取れる機会に取れるだけ(笑)欲しいですね。


投稿: サイトー | 2010年10月10日 (日) 22時03分

おはようございます。
 文字になったレポを読むと、また違った感動があります。ありがとうございます。
 初めてこの番組を聞いたのですが、人気があり映画レビューもとても信頼されている番組なのですね。40分ノンストップで語る語る(笑)聴きごたえありました。その方からのゴローちゃん絶賛。
「ゴローちゃんだけで3000円」はとっても嬉しい!
 「ラジオを聴いて見に行きたくなった」という感想もたくさん見かけました。賞がすべてではないけど、やっぱり欲しいです。

投稿: 柊 | 2010年10月11日 (月) 06時23分

horse柊さま
ラジオを聞いてメモったものを基に書いたので、前後が違っていたり言葉が違っているところもあるのでお恥ずかしいのですが~
ラジオを聴きながら興奮して、少しでも早くブログに上げたい!と、後でポッドキャストで聴くことができるかもしれないなんて考えもしませんでした(笑)@慌て者。
ゴローちゃん絶賛、本当に嬉しいですよね。
まるで用意されたような記事とかではなく、このような信頼されている映画レビューで熱く語ってもらうのは涙が出る程嬉しかったです。
賞は欲しいです!

投稿: サイトー | 2010年10月11日 (月) 17時15分

まだ聞いても読んでもないのでありがたいです^^
ここまで絶賛されると吾郎もうれしいでしょうね
もちろんファンは言うに及ばず
どうしても日本では「SMAP」のとか「ジャニーズ」のとか冠詞とか加え書きがついて、だからすごい・・みたいな書き方になりがちですが、海外みたいにストレートに「稲垣吾郎が!」とこられると、本当にやったぜ!!とガッツポーズになりますね
吾郎は本当にすごいんだい!!気づくのおせえ!!
・・は!なんて御下品な・・(笑)
にやけたコメントを失礼しました。

投稿: YUE | 2010年10月13日 (水) 15時08分

horseYUEさま
コメントありがとうございます。
吾郎もすっごく嬉しいと思います。
ちょうど映画の撮影時期の去年の夏、良い作品に巡り会えて幸せそうだった吾郎を思い浮かべると、その頃感じていた充実感がここまで評価される事は本当に嬉しい事だと思います。

そして、そうなんです!
海外で褒められるという事は、日本ではかならず付けられてしまう「ジャニーズなのに」「SMAPなのに」とは無関係な訳なのですから。

今まで私達ファンが控えめに(笑)ファンの間で囁いてきた事がやっと認めて貰えたって事ですよねheart

投稿: サイトー | 2010年10月13日 (水) 22時17分

遅くにコメント、すみません。
まだ聞けてなくて詳しく知りたかったので嬉しいです♪
映画好きの方に支持されてる番組で、こんなに絶賛されるなんて嬉しいですね。
余計な先入観のない海外での絶賛にも感激しました。やっぱり、賞に繋がって欲しいと思います。

先週金曜レイト、日曜お昼と観て来たのですが、だんだん若いお客さんが多くなっていました。
何度観ても面白く、凄い映画で、中毒になってますhappy01

投稿: ファズ | 2010年10月14日 (木) 22時17分

horseファズさま
コメントありがとうございます。
今回は試写の段階から絶賛の声が多くて本当に楽しみだったのですが、実際に観ると期待を遙かに上回る面白さ、深さなのが凄いですね。
ブログなどを見ても、「薦められて観に行ったら、ものすごく面白かった」というのをたくさん見かけますので、口コミで広がっていくといいですね。
若いお客さんが増えたというのもとても嬉しいです。

投稿: サイトー | 2010年10月17日 (日) 21時07分

はじめまして。
宇多丸さんは毎年年末に「ザ・シネマハスラー」で批評した映画のランキングを発表しているのですが、本年度第一位に選ばれたのは『十三人の刺客』でした。
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20101218_satlab_3.mp3

「ザ・シネマハスラー」は毎回聴いているのですが、『十三人の刺客』の批評はいつもよりも熱意に溢れていて本当に気に入ってる感が伝わってきたので、納得のランキングです。
私にとっても大好きな映画が選ばれて嬉しかったので、今更ながらコメントさせていただきました。
稲垣吾郎さんの演じる松平斉韶は、本当に素晴らしかったです。

投稿: あぱっち | 2010年12月20日 (月) 22時40分

horseあぱっちさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
年間ランキングの放送分も貼って下さり嬉しいです。
年間1位は嬉しいです。
特に「十三人の刺客」はすべてが奇跡のように合わさってできた素晴らしい作品だと思うし、このような時代劇エンターテインメント大作が評価されるのはいいですね。
年末になってこの映画の評価を再び耳にすると、また観たくなって困ります。
松平斉韶、褒めて頂いて嬉しいです。

投稿: サイトー | 2010年12月22日 (水) 00時55分

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