麻生の言葉に衝撃を受け、方針を変える英介。
母華子の残したレシピノートで新たに料理を研究、コックコートを着用、知り合いに内装のデザインを頼むが、それに反抗する仲間達。
英介の変化に対する彼らの不満が7話の最後に爆発するわけです。
今週は全体的にハラペコキッチンの仲間内でのケンカがずっと続き、更に30歳の大人として自分の行くべき道を自覚して励む英介が不満なまりあ。
思いがけないシリアスな展開に、このドラマをコメディーとして見ている視聴者にはどうかなと思われる第7話でした。
昨年夏のドラマの時も思いましたが、人気上昇中の若い女優さんが押されていると、学校はどうしたの?というつい文句を言いたくなる程いつでも画面に登場するのがちょっと不自然で気になります。
更に、千絵はことある毎に「恋」「恋」と独り言を言うのがうるさい・・・少女漫画だから、いつも台詞で言わないとわからないのか(苦笑)。
マシュランの調査員の件などはいかにもコメディーっぽくて面白いと思いましたが、ハラペコキッチンのサービスとかお店の状態を考えたら、星なんて貰えるはずもないと思いますが~
今週の麻生さま
少し明るめのグレーのスーツに濃いグリーンっぽい蝶ネクタイがとても春っぽくて素敵。
店にも出ているオーナーとして、かなり短い髪の毛もきめ細かな役作りとして嬉しい。
横から見ると、頭の形までキレイだなぁとうっとりですわ。
「一流のシェフというのは皆本質は傲慢だ」と柏木に言い切るのですが、自信があると自分に言い聞かせながらも英介の味を思い出して不安になる麻生さま。
吾郎が口元に長い指を這わせるのは、とてもエロティックで反則!
世にも奇妙な物語SMAP編「僕は旅をする」で、冬の日本海の荒波をバックに亡き姉を思いながら唇に指を這わせたあのシーンを思い出しました。
夕陽の中、上手い具合に偶然バッタリと会う麻生と英介@勿論千絵付き。
憎まれ口を聞く麻生に、素直にお礼を言う英介。
もしかして、英介って麻生に対して一番素直になれてる(笑)?
短気でケンカ口調の英介より、こういう向井君の方が好きです。
今更ですが、6話で麻生がル・プティシュに来店した時の話。
店名をかけての勝負と言っても、ちゃんと代金を払った上での食事、客が店の食事やサービスに文句を言ったからって、下っ端の店員までもがつっかかってくるっておかしいでしょ。
何も考えない視聴者に「麻生は悪者だ」と思わせる為の脚本かもしれないけど、あそこは「失礼しました。ご意見承りました」くらい言って引き下がり、帰った後で「畜生!!」って悔しがれば少しはレストランの連中にも同情できたのに。
あ、いけない、これは少女漫画だ。
英介の味の虜になってしまった麻生さま。
柏木シェフに「君は僕が選んだ男なんだよ」とか言っておいて、手のひらを返したように冷たい!柏木くん、かわいそすぎます
英介(の味?)が気になって気になって、ガステレアと柏木を置いてハラペコキッチンへと急ぐ。
そこでは取っ組み合いのケンカをする英介と仲間達。
それをにんじんを囓りながら机に寄りかかって傍観する麻生さまがひたすらかっこいいです。
店を止めて出て行くと賢太と剛。
「離れて正解だと思うよ。もし君が本当の一流のフレンチシェフになりたいと思っているならね」と言ってニヤリと意味ありげに笑う麻生さま。
最後に大変
予告で
麻生さまったら大楠農園を買収しようとしていたり(野菜泥棒くん登場)、なにやら美味しそうに丼飯掻き込んでいたり、ワイングラスを掲げていると思ったら・・・
英介をしっかりハグしながら、こんな台詞が聞こえてきました。
「君もいっそ僕のものにならないか?」
釣られてたまるか!と思いながら、思いっきり釣られています。
閉じ込められようと何しようと、どういう展開になるのか楽しみです。
先週の崩れ落ちる麻生さま、別に病気とかではなく、ただ英介の味がショックだったという事のようですね。私ったらいくら漫画でも妄想しすぎ。
最終回、英介はようやく麻生に追いついたと思ったら、その時麻生さまはパリはセーヌ川のほとりで”シャンパングラスを傾けながら高笑い”位でいて欲しいです。
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