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2014年5月23日 (金)

ゴロウ・デラックス 5月22日

追悼 作家渡辺淳一先生

先月30日、80歳でお亡くなりになった渡辺淳一先生を忍んで、番組の予定を変更しての追悼番組。
2013年、年明けての最初のゲストだった渡辺淳一さんでしたが、MCも変わりどういう風な構成になるのかと思ったら、吾郎が一人で出てきて追悼の意を込めて朗読と挨拶。

「死は掌に残った一握りの灰にすぎないが、
それゆえに生きている限りは 精一杯に生きなければいけない」

・・渡辺淳一「脳は語らず」から


「情熱的な作風とは似つかない飄々とした物腰、時にユーモアを交えながら語る人間渡辺淳一の姿はとても印象的でした。」

外山アナはナレーションでだけ参加。
写真とナレーションでつづる近年の渡辺淳一さん。
帽子とマフラーとワインとブランデーがよく似合うダンディーな姿と素敵な笑顔、多くを語らなくても渡辺淳一さんの魅力が伝わってくる。
21世紀になっても原稿用紙に美しい字で原稿を書く、着物姿も素敵。
「まるで絵に描いたような小説家だった」というナレーションに一人頷いてしまった。

1933年北海道にて、教育者の父を持つ厳格な家庭に生まれる。
1958年札幌医科大学を卒業後、11年に渡り整形外科医として従事。
その傍ら地元の同人誌に小説を執筆。
医者としての体験は「死生観」を考えたり小説を書く上に影響を与えた。
その後の活躍をニュース映像などを通じて紹介、
そして未公開映像も含む2013年1月放送ゴロウ・デラックスからの抜粋となる。

「死は確実に明快なnothingである。
だからこそ、生きてる時は懸命に生きないといけない」

渡辺淳一さんの小説はあくまでも自身の体験がベース。
医学生時代から様々な恋愛を経て、マイナスの事もプラスに転じて体験がたくさんの短編を生んだ。

一人の人にのめりこむほどの恋愛をまだした事がないという吾郎に
「もったいない。これから素敵なたくさんの愛を深められて、また別のいろんな面を見せてくれると思います。期待しています」
俳優としての吾郎へのメッセージが嬉しい。

「愛することは素晴らしいことだ。
こんな素敵なことをしないバカはいるか。」

このメッセージを残して、スタジオを後にする渡辺氏と脇に立って見送る吾郎とスタッフ。

「生きている限りは精一杯生きなければならない。
その言葉の通り、愛と生の世界を生きている限り全うし描き切った渡辺先生、その作品は古びる事なく残り、私たちを楽しませ続けてくれるはずです。
僕もまたきっと先生の本を読むと思います。
出演者スタッフ一同、謹んでお悔やみを申し上げます」


素晴らしい構成の追悼番組だった。
涙を誘導するのではなく渡辺氏の魅力に溢れた30分、品のある番組だと思った。

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コメント

心のこもった追悼番組でした。
前回はユーモアも交え愛とエロスという点から、渡辺先生を紹介。今回は愛と生と死という面から再編集。先生のいろいろな想いが聞くことができて素晴らしい構成でした。冒頭の言葉とともに朗読があったのがこの番組ならではの追悼でしたね。スタジオを去っていく先生の後ろ姿にあらためて、これが最後と思いました。素晴らしい番組です。

投稿: 柊 | 2014年5月24日 (土) 07時04分

apple柊さま
コメントありがとうございます。
今、コメントを返すにあたって、また番組を最初から最後まで見てしまいました。
とてもゴロウ・デラックスらしい良い追悼番組でしたね。
渡辺先生への敬意が感じられ、出演者スタッフの思いが伝わってきました。
追加された渡辺先生のいろいろなエピソードの後にゴロウ・デラックスご出演時の映像が流れた事で、新たな先生の魅力に気づかされたり~
スタジオを去っていく先生の後ろ姿・・・先生への思いを言葉で説明するのではなく、視聴者それぞれに委ねられた感じがとてもゴロデラらしいと思いました。

投稿: サイトー | 2014年5月25日 (日) 08時20分

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