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2014年6月 1日 (日)

ゴロウ・デラックス 5月29日

今週のゲストは、テレビ初登場ブログ界のニューフェイス少年アヤさん。
何故、「アヤ」なのか・・・高校生の時虐められていて女の子っぽさを揶揄する表現として「あやちゃん」と呼ばれていたそうで、本名は凄く男らしい名前なんだそうです。
本当は「少年」でありたかった気持ちがあったから「少年」という言葉を付けてしまったのかなと語っています。

book今週の課題図書:「尼のような子」 少年アヤ著
「尼のような子」というタイトルは大学生時代、未経験だったことを「尼さんみたいだな」と笑われた体験から。
7年前くらいからブログを書いていたけれど、意図的にオカマ言葉を使い始めたら急に注目を浴び始めて仕事まで来た。それがとてもショックだった。
自分らしく自分のままを書いていたら誰も見てくれないんだなと気づいて、「オカマという記号」「ゲイっぽい可哀想さ」を打ち出していかないと世間に居場所はないのか・・・
それで、自分らしい言葉で書き下ろしたのが今回の本。

「尼のような子」は大学4年間ずっと片思いだった男の子との初デートのエピソードから始まる。
結局、彼の恋愛の対象にはなれなかったアヤさん、「アヤさんが大切にしているもの」と山田君が白手袋でうやうやしく差し出したのは”彼が飲み干したカップの空殻”。

吾郎:「え~ちょっといいよ、それとっておかなくて」
アヤ:「愛おしくて捨てられないんですよ~」
吾郎:「だって捨てないと次に行けないじゃん!」
アヤ:「行きたくないんですよ」

吾郎:「女の子とおつきあいしたことはあるの?イマイチだったのかなぁ」
アヤ:「女の子が相手だとヒロインになれない。キャンディキャンディになりたい」

小さい頃ゲームボーイが流行った時、実はお人形の方が欲しかったのに父親を喜ばせたくて「ゲームボーイが欲しい」と言ったらすごくお父さんが嬉しそうな顔をした、それがとてもショックだったそうです。
小さい時の自分が他の子と違うと気持ちは、どれだけ大きな衝撃だったろうと思う。
今は基本的な事ではなくほんの表面的な嗜好まで他人と違うのを恐れる子が多いらしいから。

恋愛が上手くいかないストレスを食にぶつけ偏った食生活が始まった。
ポテチ~マック~エビ天丼の次に辿りついたのは油淋鶏。
油まみれの淋しい鶏・・・というネーミングに自分を見たアヤちゃん。
本にある、その描写がとても面白くて文学的でさえある。

私、外山さんの朗読が好きです。
最初、ちょっとアニメ声っぽい人なのかなと思ったけれど、読むのが本職の人にありがちな(ちょっと自分に酔っているような~失礼)朗読とは違い、温かい気持ちが伝わってくるように思う。私だけかもしれないけど。

本を読んで感じた事「何でこんなに迷走しちゃったんだと思います?」と聞いた外山さんに、
「劣等感だと思います」と答えるアヤさん。
外山さんも吾郎も本を読んで本人と話して、「オカマ」とか「ゲイ」とかいうカテゴリーとは関係なく「少年アヤさん」なんだから、カテゴライズするのは良くないよと言う。
「もうそんなネガティブに考えなくていいよ、これからは」と断言する吾郎。

この後、アヤさんの自宅公開
ピンクのファンシーグッズ、リカちゃん人形、クマのぬいぐるみ、韓流グッズ・・・で溢れたアヤさんの部屋。物欲とかも過剰になってしまうそう。
すべて吾郎さんとは真逆のような世界、それでも面白そうに聞いている二人でしたが・・・

男の子に対する恋とか信仰心は嫉妬とか劣等感でしかない、と気が付いた時、いつの間にか彼女ができていた、手を繋いで歩く幸せを感じた瞬間「ぶっ壊してぇ。破滅してた頃の自分が愛おしくなって」彼女と別れたそうです。

「勝手にやっていてください(笑)」と、吾郎が一言。
「山田くんが大人に見えてきた・・・」
これを本人の前で言ってしまう事は偏見を持っていない事なんだと思う。

ブログが人気出て本を出版できてTVで宣伝できても、小さい頃から植え付けられてしまった考え方は変わらないのかな。
でも、それを含めての「少年アヤさん」だし、無理やり全部理解した顔をしないのも吾郎なのだと思った。

先々週、先週と、人生の大先輩を迎えて「生と死」を考えさせられたゴロウ・デラックス、今週は平成と共に育ってきた一人の若者の生き方を見せてもらった。
何て素敵な番組。

clipTwitterで知ったのですが、桑田佳祐さんがラジオでゴロウ・デラックスをご覧になっているような事をおっしゃっていたとの事。
渡辺淳一さんの回を見て「年甲斐もなくと言われるような生き方」という言葉にスイッチが入ったそうで、ゴロウ・デラックスについて「稲垣くんの」という言葉が嬉しかったです。

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コメント

 少年アヤさん、全く存知あげなくて、放送前に呟きを読んだくらいでした。白紙のまま番組をみて、自分らしい言葉の方が感性豊かでいいと思いました。大先輩若い方どんな方がきても、変わらぬスタンスの吾郎さんの今までの経験が、この番組にとても生かされてると思います。すべてわかったようにきれいに纏めるでなく、自然なところが好きです。

 昨日ラジオで外山さんの朗読を聴きました。車を運転しながらでも、とても入ってくる朗読でした。私も好きです。ラジオでは少し聴きとりにくいところのある永さんの言葉をさりげなくサポートする外山さんと吾郎で作って行くゴロデラが楽しみです。
 桑田さんの番組のことありがとうございます。「稲垣くんの」いいですね。

投稿: 柊 | 2014年6月 1日 (日) 20時57分

apple柊さま
コメントありがとうございます。
私も少年アヤさんは全く知らなかったのですが(目を向けるところが偏り過ぎていると反省・・・)、一部の若い方達の間では人気なようで、Twitterでの放送後の反響が結構ありましたね。
やはり文章を書く方はモノの見方がそれぞれ独特なので、年齢関係なくお話を聞いていても面白いです。
アヤさんのお話、楽しくて興味深かったです。

吾郎の自分が思う方向へ纏めて結論を持って行くのではなく、あるがままを受け入れるやり方、いいですね。
外山さんもだんだん慣れてきて、吾郎が少しリードしつつそれを補佐するような感じでいくのでしょうか。
これからがとても楽しみです。
桑田さんの「稲垣くん」嬉しかったです。
偶然見た番組では出てこない表現だなと思いました。

投稿: サイトー | 2014年6月 1日 (日) 23時02分

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