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2014年9月21日 (日)

ゴロウ・デラックス 9月18日

今週のゲストは二人。
しかも芥川賞受賞作家と直木賞受賞作家がそろって登場!

今週の課題図書は
book芥川賞受賞「春の庭」 柴崎友香 著
book直木賞受賞「破門」 黒川博行 著

お二人は偶然同じ中学校卒業だそうです。
「柄の悪い学校で・・」と説明する黒川さんに
「黒川さんなら分かる気がする(笑)」と早速、吾郎から突っ込みが。
黒川さん、喋らないとちょっと怖そうだけど話し出すと面白い方。
思わず出ちゃった感じでしょうか(笑)。
お二人とも穏やかそうな方で、作家さんだけあってお話が上手で面白い。

受賞して嬉しかった事は、昔書いた本が増刷されて新しい読者ができる事。なるほど。

各賞とも受賞するのは難しく該当者無しが20%もあるそうです。
柴田さんは8年間で4回、黒川さんは19年で6回も候補に上がったそうで、候補に上がっても受賞を逃す事は多い。
賞が決まる日は、飲みながら待っているとだんだん言葉は少なくなって電話の音に敏感になったり、縁起を担ぐので前に落選した時に使った店は使わなかったりとか、待つのは本当に辛いですね。
そして受賞の電話は麻雀をしながら待つという黒川さんに
吾郎:「麻雀ならなかったんじゃないですか?(否定する黒川さんに)さすが慣れてますね」
黒川:「落ち慣れてる(笑)」

今回、お二人に受賞賞品を持ってきて頂くはずが、忘れてきた黒川氏(笑)。
素敵な懐中時計でしたが、全く同じそうです。

ゴロウ・デラックスを見るようになって、小説家の方の経歴も自然といろいろ見るようになりましたが、それぞれの職業が興味深いです。

柴田さんは自分では小説家になるんだと決めていたけれど大学中にデビューはできず慌てて就職、OLになって直ぐに受賞候補になったり映画化されたりして小説家デビュー。
黒川さんは美術の先生だったそうですがサントリーミステリー大賞がきっかけ、小説はテレビドラマのシリーズ物になったりと活躍。

shadow朗読「破門」二人の主役の掛け合いを黒川さんと吾郎で朗読。
吾郎はヤクザの疫病神「桑原」役を、それに翻弄される「二宮」役を黒川さん。
吾郎:「これ僕、二宮ですよね、普通は」
黒川:「僕が桑原やったら、そのままやないですか」
突然眼鏡をサングラスに替えて朗読する吾郎(笑)。
慣れない関西弁でガラ悪く喋る吾郎が面白いし、黒川さんが声優並に上手で面白い!
読み終えて
黒川:「凄い苦労をしましたね」
吾郎:「はい、久々にテレビで恥かきました」
なんと黒川さん、小説書くときに会話は自分で5回6回喋って書いているそうです。

appleゴロウ・デラックスのすごいところ!
なんとゲストのお二人にも互いの小説を読んで収録に臨んで頂いたとのこと。

*「破門」について柴崎さん
地元が同じという事で、地名がすごく細かく書かれているので具体的に思い浮かべて面白かった。
スピード感・距離感・話の展開が素晴らしかった。
どういう風に話を考えるのか、取材などをするのかを黒川さんに聞きたかった。

【黒川さん回答】
面白い話を新聞記者に聞いたり新聞の一面記事から取ってみたり、小説に使えそうだと思ったら取材したり資料を読んで話を進めていく。
記者は「裏を取れなかった」ボツ原稿を山ほど持っているが、フィクションになら使えるためそれを膨らませて小説にしたりする。

*「春の庭」について黒川さん
面白い、面白いというよりお上手!
視点の揺らぎ~自分の視点のところだけ、ふっと変わっていってる。
事件らしい事件も大きな出来事もないけれど、出てくる人物の暮らしとか人間をきめ細かく上品に書いている。これは純文学やな。

shadow朗読「春の庭」 外山さん
主人公が住むアパート、駅からそこまでの道のりを柴崎さん独特の描き方で書いた街を思い浮かべながら聞く。
古いアパートや雑居ビルから高級住宅地まである日本独特の雑多な街をどう思うか、そこで主人公が「そんな片隅に自分みたいな者がいてもいいだろう」と感じた安堵感のようなものが理解できたように思った。

二つの作品を読んで吾郎が感じた事の一つは「街の浮かび方が対極だった」事のようです。それに対して黒川さんは「そこが純文学とエンターテインメントの一番の違い」とおっしゃっていた。

吾郎は散歩が大好きで「家見るの大好きです」と言い、柴田さんと話が合いそう。
同い年だそうですね。

何故二人同時にゲスト?ちょっともったいないとは思いましたが、意外に共通点もあり受賞作家さんどうしのお話も興味深く、ゴロウ・デラックスならではの企画だと思いました。
是非「未公開SP」で放送されなかったお話なども聞きたいですね。

「続き」は芥川賞・直木賞入門講座。

clip芥川賞・直木賞入門講座
昭和10年、文藝春秋社社長菊池寛が、亡き友の名を文学賞として残したい、と同時に創設。
芥川賞 純文学の短編作品。主に無名・新人作家が対象。
直木賞 エンターテインメント系小説。無名・新進・中堅作家が対象。
選考会は築地の料亭「新気楽」で。
1階は芥川賞、2階は直木賞。
半期毎に発表された候補作について、9人の選考委員によって投票で決められる。
受賞者は必ず記者会見を行う。

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ゴロウ・デラックス」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 私も2人一緒ではもったいないと思ったのですが、受賞作家さん同士の話やそれぞれの賞の違いについてなど興味深く聴くことができて、楽しかったです。吾郎さんは黒川さん、柴崎さんそれぞれとも話が合うようで、きっと話が弾んでいたのでは、と思っています。
 後ろにあった受賞者のボードにゲストで来られた方は、色がついていて、おおーと思ったり。それにしても、ライブ前の忙しい中で2冊を読み込んで、その特徴をとらえている吾郎は素晴らしいですね。吾郎に縁のあるライターさんお二人が「淡々とこの調子でずっと続けてってほしいなあ。」とつぶやいていたのが嬉しかったです。

投稿: 柊 | 2014年9月21日 (日) 23時34分

「ゴロウ・デラックス」だからできる豪華なゲストでしたね。その道の通の人が好む番組、万人向きではないけれども嵌ったらこの番組の虜になる魅力満載の内容・・・吾郎さんそのものだなぁと思いながら見ていました。

黒川さんとは以前からお知り合い?と思うほど打ち解けていたし、柴崎さんには同年代の女性に対する心遣いが見られて、本当に吾郎のホストぶりは素晴らしいですね。黒川さんの作品は関西弁の会話に拘って書かれているようだし、柴崎さんの作品は自分の身の回りにもありそうな内容のようで興味がわきました。お互いの小説を読んでの感想が秀逸で、さすがでしたね。

ゲストの人間性や人生観、吾郎の人と接する基本的姿勢の素晴らしさを垣間見る事が出来て、見る度に勉強になります。何時までも続いて欲しいですねっ!!

投稿: あや | 2014年9月22日 (月) 20時24分

コメントありがとうございます。

apple柊さま
これだったら1時間スペシャルでしょう!と思いましたが、芥川賞受賞作家と直木賞受賞作家を同時に招いて深夜の30分、というのがいかにもゴロウ・デラックスらしいデラックス感なんでしょうか。
しかもゲストの方々にお互いの作品を読むという宿題まで付けて!
基本的に、やはり吾郎さんは作家さんとお話が合うんだろうな~と思いました。
それにしても、SMAPのコンサートでは本当に短期間の間にあれだけのものを仕上げてきて、そんな中できちんと本を読んで臨む~そうですよね・・普通だったら1冊で済むところを1週間に2冊読まなくてはならないという。しかもただ読むのではなく、それについてお話をするのですから。
いつも吾郎さんの仕事ぶりには感嘆せざるを得ないですね。
ライターさんの呟き、とても嬉しかったです。
確かに、大げさな事なんてしなくて良いから淡々と長く続いてくれたらいいですね。

appleあやさま
確かにゴロウ・デラックスだから出来た豪華な企画でしたね。
しかも、それを普通に当たり前のことのように淡々と放送するというのが、本当に品があって素敵だと思いました。
>その道の通の人が好む番組、万人向きではないけれども嵌ったらこの番組の虜になる魅力満載の内容・・・吾郎さんそのものだなぁ
・・・まさに、それですね!!
いつの間にか気がついた時には凄い事を普通の顔してやってのけている。
今まで何回、惚れ直させられていたことか。
黒川さんのような年代の男性とも話が合いそうで、よくかわいがられているように思います。
そして同年代の柴崎さんとはいろいろな事で話が弾みそう。
二人で散歩しながら、街の風景を語ったら楽しそう。
柊さんが書いてくださっていますが、ライターの方が淡々と続いていって欲しいと呟いていらっしゃいました。
本当に、いつまでも続いていって欲しいですね。

投稿: サイトー | 2014年9月22日 (月) 21時37分

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