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2014年12月 1日 (月)

ゴロウ・デラックス 11月27日

ゲスト登場前のトークで~
吾郎は今回、映画→原作の順だったそうです。
吾郎:「結構それ珍しいパターンじゃないですか。普通原作読んでから映画で~」
これ、ちょっと嬉しかったです。
よく話題になる事なんですが、映画を観る前には絶対に原作を読みたくないという人が圧倒的に多くて。
私は文章を読んで自分なりの人物像とか情景を勝手に描くのが好きなので、原作がある場合は映画を観る前に原作を読む事が多いです。(漫画をほとんど読まないのも同じ理由です)

book今週の課題図書:「紙の月」角田光代著
現在公開中の映画「紙の月」の原作者角田さん、おっとりしているけれどちょっと天然っぽいところもある素敵な方。
「紙の月」映画化の際、OKかどうか脚本を送ってくるそうですが、映画を楽しみたいから読まないで「OKでぇ~す」と返事したそうです(笑)。

*小説と映画の違い
小説は読み手を共感させるために色々言い訳を書いていく。
映画「紙の月」は全てにおいて何の言い訳もない。
小説でも映画のように描いてしまったら、ただの悪い人になってしまう。
吾郎:「小説では悪い人もこっちに寄ってきて好きになっちゃうもんね」
外山:「本当に悪い事なんだけど、かばいたくなっちゃう」
ここで、田辺誠一さん演じる夫について
外山:「イヤな旦那ですね」(笑)
角田さんは原作の中で本当に嫌な男として描いているそうなのでが、映画で観たら「悪気の無い、ただちょっと価値観がずれた人にみえた」そうです。
吾郎:「いい人っぽくて余計イヤな感じがいいよね」
「あの感じ、僕も演じたいもん」

本当に演じるのが好きなんですね、吾郎さん。

*主婦が横領する話を書いたきっかけ
恋愛小説を書きたかった。
何かで横領の話を見たので調べてみたら、女性が起こした横領事件というのは毎回男性が主導権を持っていて女性に貢がせるという主従の関係があった。
女性が主で、男の方は貢がれたくないのに貢がれている状況もあるのではないか、と思って書いた。

*角田さんの履歴書
いかにもな達筆ではなくいい具合にちょっと力が抜けた、感じのいい字。
すかさず吾郎「字、可愛いですね」
小学校1年の時に小説家になりたいと思ったという角田さん、
話すのが苦手、書くのが大好きで、一日にいくつも作文を書いた。
書く事がなくなると嘘まで書いた。
吾郎:「もう小説ですよね。フィクションだもの」
国語は得意、国語だけやってればいいと思ってたが、18歳大学受験の時初めて国語以外の英語・古文などを勉強。
早稲田大学卒業の翌年、新人賞を受賞。
その後13作品が受賞して現在に至る。

「叫ぶ」くらい一番嬉しかったのは川端康成文学賞。
短編に与える賞で、デビューした時から短編を上手く書けるようになりたいと思っていたので受賞は本当に嬉しく、電話口で叫んでしまったそうです。

2012年「紙の月」が柴田錬三郎賞を受賞した時、後楽園でボクシングの試合を見ている席に編集者が来て受賞を告げた。賞というのは「受けます」と言って初めて受賞した事になるそうで、その確認は重要なんだそう。
「わざわざ高いチケット買って~  別にカメラとか回ってないんでしょ?」とつっこむ吾郎は、やはりテレビで育ってきたんだなと思わせてくれました。

*執筆のペース
基本的に月曜日~金曜日 9時~17時(昼休み:12時~13時) 通勤時間 15分
ご自宅は楽しすぎるので、自宅から徒歩5分の仕事場で執筆するそうです。
4時45分くらいになるとコップを洗ったり帰り支度をするという角田さん。
ペンが止まらなかったり、舞い降りたりしないんですか?に
角田:「舞い降りないし、ペンも止まるんです」

仕事が終わった後は「帰宅または飲みに行く」
ここのたたみかけるようなやりとりがとても面白かった。
外山:「飲みに行って二日酔いの時とかもあるじゃないですか」
吾郎:「そんな飲まないよ たぶん」
角田:「いや、そんな飲みますね」「朝4時~5時ですよね」
吾郎:「え?4時、5時まで?」
角田:「それは一般的なことですよね」
外山:「飲むときは飲みますよね」
吾郎:「僕、普通に12時~1時で満足しますよ」
角田:「1年ずっと通してですか?偉い!
吾郎:「普通の方は・・(急にため口になって) みんな終電で帰るんだよぉ?4時まで飲む人いないよ」

吾郎の口から「終電」が最高におかしかったsign01

*作家としてのこだわり
「ずる」をしない。
書いていて書きにくい時、面倒でも楽をしない。
「紙の月」でずるをしなかったところ~横領の過程をちゃんと取材して調べて描いた。
でも少し前の設定にしたので現在は使えないそうです。

pen今週も本当に楽しかった。
外山さんがとても慣れてきて笑顔が増え、吾郎は率先して会話を上手く回し、番組がますます面白くなってきました。
ゲストの方もリラックスしていらっしゃるようで嬉しい。
だからお話も通り一遍ではなく、どんどん面白くなってくるのですね。

他ではなかなかお話を聞くことのない作家さん達が出演するこの番組、もう少し宣伝しても良いのではないかしら。
作家さんのファンの方もそんな事呟いている方いらっしゃいます。
この事も番組に伝えておかなくては。

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コメント

小説の内容から角田さんはもっと硬派の方かと想像していたのですが、御話の仕方もほわっとしていて柔らかい温かい感じの方でした。確かに外山さんが慣れてきて吾郎が回していく様子は楽しいし、ゲストも饒舌になるような気がします。本当に楽しそうに話が弾みますね。吾郎も外山さんも決して器用な方ではないけれど、2人共育ちの良さと、人間的に良い人というのが感じられて最近は安心して見ていられます。山田君の存在も貴重ですね。

雑誌のSP対談のような場でなければ中々知ることが出来ない作家の私生活や、執筆活動の様子を作家さんご本人から話してくださることが素晴らしい!こうしてあの作品は誕生したのかと分かるだけでも作品に興味が持てますものね。角田さんの時間配分がまた意外性があって面白かったです。そして何より吾郎の楽しそうな笑顔とお喋りが、ゲストとの良い関係と番組との相性の良さを物語っているようで、ずっと続けて行って欲しいと願わずにはいられません。本離れが話題となっている昨今、作家の方達にとっても無くてはならない番組だと強く感じます。

投稿: あや | 2014年12月 1日 (月) 15時48分

とにかく出演されている作家の方たちが豪華で本物だから繰り出される言葉も秀逸で本当に面白い番組だと思います。あんな有名作家の先生方がご出演いただけるのは出版界からの高い評価と先生方の口コミ人気かな〜なんていうのも妄想ではないような。末永く続いて欲しいですね。

投稿: さんご | 2014年12月 2日 (火) 14時00分

コメントありがとうございます。

appleあやさま
ゴロウ・デラックスを観る度に、よくぞ吾郎にこの番組を!と思います。
素晴らしい聞き手でもあると同時に、場に相応しい進行が出来る人ですよね。
確かに外山さんも吾郎も、相手を心地よくさせる育ちの良さのようなものがありますね。
ありきたりの対談番組では出てこないようなお話が聞ける番組だと思っています。
何かいつも得をした感じがする贅沢な番組ですね。
本を出版した時にその著書が「今週の課題図書」になるのですから、別に同じゲストが何回出ても構わないのだし、本が出版される限り続けられる訳ですよね。
私は毎週、ここでゴロウ・デラックスについて書いたら公式HPへ感想を書いておくる事にしています。
無くてはならない番組ですね。

appleさんごさま
ゲストの方が本当に豪華ですね!
正味20分の番組ですが、本当に充実しています。
この20分のために、2時間3時間収録して、それでもどんどん楽しそうで。
これは素晴らしいことだと思います。
作家さん達って結構繋がっていそうなので、口コミもあるのではないでしょうか。
ずっと続いて欲しい番組です。

投稿: サイトー | 2014年12月 2日 (火) 23時43分

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