ゴロウ・デラックス 12月4日
今週の課題図書:もぎりよ今夜もありがとう 片桐はいり著
ゲストは片桐はいりさん。
「キネマ旬報」にもぎりのアルバイトをしていた時のエピソードを綴ったエッセイを掲載、それが1冊の本になった。
片桐さんは映画が大好き過ぎて、銀座「シネスイッチ」で18歳から7年間もぎりのバイトをしていたそうです。
映画がタダで見られる仕事につきたいという事で映画館の仕事を選び、働いている人はみんな映画が好きで映画の話は尽きなかったそう。
吾郎はこれを読んでいて、昔の映画館を思い出したそうです。
今のシネコンと違い、暗くてちょっと後ろめたさがあったりして怖いイメージ。
*昔の映画館で思い出す後ろめたさ
片桐さん・・・学校をサボって映画を見に行ったという後ろめたさ
吾郎さん・・・女の子とデート、暗がりで手を握ったりとか(笑)・・・かわいい♪
*フルーツパーラー西村の写真・・・何と吾郎も懐かしいそうで、10代の頃木村くんとここで待ち合わせして、よく映画を見に行った思い出。
「やっぱり映画、青春だね!」
当時、寅さん映画はいつも満員電車のすし詰め状態のような大盛況、笑いがおこると観客の吐息で扉がバフ~ン!と開いたそうです。もぎり仲間では「劇場が息してるよ!」と喜んだ。
30年前のチケットで、もぎり体験
昔のチケットは点線は入っているけどミシン目が入っていなかった。
そこを両手で引っ張ってきれいにもぎる~それがもぎり嬢のこだわり。
30年前の本物のチケットをスタジオに持ってきて、もぎり体験。
ミシン目入っていなかったら難しいですよね。
片桐さんは今でも時間があると、地元のキネカ大森でもぎりをやっているそうです。
外山:(収録日から)「昨日も行かれたと、小耳に挟んだんですけど」
片桐:「Twitterとかですかね?誰にも言ってないですよ」
吾郎:「バレてるんですよ。Twitterとかで」
Twitterで行動がバレちゃう事は、吾郎さんもご存じらしい。
キネカ大森のパンフレットコーナーでは、片桐さんが寄付した私物のパンフレットも見られるそうです。 箱に入れて「ロビーで読んでね」とシールが貼ってあり、スタジオに持ってきたその箱の中のパンフレットを夢中で見ている吾郎さんの後ろ姿がかわいい(笑)。
例えばキネカ大森とか目黒シネマとか・・本当に映画が好きで映画館やっているんだろうなという手作り感のある映画館、ずっと続いて欲しいと心から思います。
更にスタジオで片桐さんにもぎり嬢になって頂いて、吾郎さん外山さん、そして番組スタッフさん達が客になってチケットをもぎってもらいながら「ポップコーンはどこで?」「トイレは?」・・・等と次々に質問していく小芝居。
みんなノリノリで楽しかった。
片桐さんは親近感のある接客と素早いもぎりっぷりを見せてくださいました。
この寸劇の後、もぎりの仕事についての話をしながら、もぎったチケットをさっさとまとめている片桐さん、もう癖で自然に手が動いているようです。
ちなみに、「はいり」という名前は、子供の頃「少女ハイジ」が大好きでいつもハイジの歌を歌っていたのが、いつのまにか「はいり」という呼び名になったそうです。まさかハイジから来ていたとは。
バックに「笑の大学」と「ニューシネマパラダイス」からの曲が流れていたのも嬉しかった。
映画大好きのゲストを迎えて映画談義を繰り広げないのが、いかにも吾郎だしゴロウ・デラックスだと思った。
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