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2015年3月 7日 (土)

ゴロウ・デラックス 3月5日

「吾郎さんは人生を振り返って、あの時ああしていれば良かったなぁと思うことはありますか?」
「そんな事ばっかりですよ。あの時ああしていればという項目が3つ4つあって、それ3つ4つ変えられたら、もう今僕ハンパじゃない!」

という会話で始まった今週のゴロウ・デラックス、ゲストは立花隆さん。

book今週の課題図書:「自分史の書き方」 立花隆著

「自分史」を書くことについて、「偉大な人間じゃないと自分史を書くのっておこがましいのかなって思ってたけど、この本を読むと、残さなきゃいけないものは残さなきゃいけないのかなと思った」と言う吾郎に
「自分で書いた方がいいですよ、吾郎さん」と外山さんの言葉が優しい。
確かに、他の人に書かれたらどんなこと書かれるか分からない、怖い怖い。

日本を代表するジャーナリストである立花さんを紹介するに当たって、田中角栄氏との事に話しが及ぶと、「あ゛~その~~」突然吾郎による物まねが(笑)!結構似てる。

まずは昭和の激動史を振り返りながら立花さんのジャーナリスト人生を見ていく。
東大卒業後、文藝春秋社に入社するも「当時全盛期だったプロ野球の密着取材が嫌で」2年で退社。
東京大学に再入学、安田講堂事件に遭遇し、最初の署名原稿「東大ゲバルト壁語録」を書いた。その後、必然とも思えるような偶然でイスラエルに行った時、日本赤軍によるテロ事件に遭遇そして取材~再びジャーナリストとして活躍。
徹底した取材と卓越した分析力により数々の賞を受賞。
今回、ゴロウ・デラックスでは立花さんの仕事場「猫ビル」にも潜入、至る所に本があり全部で20万冊以上あるそうです。

「自分史を書かないと、自分という人間がよく分からないからである。
自分の人生が何だったか知りたければ、まず『自分史』を書きなさい」


shadow自分史の書き方のポイント
1)人生で立った岐路を書く
2)物語調に書く

このポイントを踏まえて、吾郎と外山さんは「本文」に加えて「はしがき」と「あとがき」の3ブロックを事前に書いてきて、それぞれを朗読。

book外山惠理「永六輔さんと出会って、変わったアナウンサー人生」
自信を失った時に背中を押してくれる永さんの言葉の力は凄い、永さんに出会っていなかったらアナウンサーを辞めていただろう、という永さんとの出会いを書いている。
外山さんらしい素直さ優しさにあふれた文章。
立花さんが「永さんの力は凄い」~どんなところが凄いのか読み手の気持ちになって書いた方が良い、というアドバイス。
自分では凄いって分かっているから一言で良かったんだね、と優しくフォローする吾郎。

book稲垣吾郎「人生で唯一の恩師・北村先生」
高校時代の担任北村先生の「学校に来なくてダメな子ではあるけれども、あなたには光を感じる。だから、ずっとこの世界で頑張ってね。」という言葉にとても励まされた。14歳でジャニーズに入り、学生時代の思い出は欠落しているけれど、絶対に忘れることのない北村先生の話。

読み終わって「上手いね」と立花さん。
ただ読者から見ると『ある時、ある事情で』のように伏せている箇所が結構あると指摘。
吾郎は「はしがき」で本当の自分史なんて絶対に書けるわけがないと思ったと書いているから~と笑う。立花さんもその2行(絶対に書けるわけがない。本当のことなんて、人に言えないから~)にとても感心したそうです。
「いろいろ背負ってるモノもあるんで・・・正直に言うと」
他にも「先生はその時他にもプラスアルファの何かを言ったのではないか、それも思い出して書くと更に良い」と指摘すると、ハッと「あった!」と思い出しその分析力に驚く吾郎。

「あとがき」にもありましたが、先生とは卒業してから会っていない、でも「自分史」を書いてみてその言葉を聞いた時の嬉しい気持ちを昨日の事のように思い出したそうです。

真面目に学校に来ない子でも、その良さを見つけて励ましてくれる。20年以上経った今でも鮮明に思い出すその言葉が無かったら、北村先生じゃなかったら~と思うと、人との出会いって凄い!やはり運命なんだなと思った。
同日19時半からのストスマ最後のお便りが「褒められて育つタイプですか?」だったのですが、吾郎少年は褒められ励まされて育ったんだなと、改めてこの偶然にも驚きました。

今回、最初の会話での「あの時ああしていれば~」の話、「背負っているもの」の大きさの事など、たくさん気になる事もあったのですが、吾郎のこの文章の素晴らしさとか感性とかに圧倒されてしまいました。

立花さん、思っていたよりずっと穏やかで優しい方、仕事場まで見せてくださって、今週も濃密で楽しい30分でした。

それにしても、「馬耳東風」などで慣れ親しんだ独特のリズムのある吾郎の文章が嬉しい。
是非是非エッセイなどをまた書いて欲しいと切実に思った。
これもまた定期的にお願いしようheart04

clip読まれた部分だけ「続きを読む」に載せます。
「はしがき」も「あとがき」も「読まれなかった部分」も素晴らしいので、是非番組HPに載るようにお願いを続けていくつもりです。

【人生で唯一の恩師・北村先生】

[本文]
子供の頃の僕は、地味で、暗くて、「人生ってつまらないな」なんて思っていた。
そんな僕が、ひょんな事からジャニーズ事務所に入り、人生が180度変わった。
雑誌やテレビに出始め「芸能人になったんだ」と実感していたさなかに出会ったのが、高校の担任・北村先生だった。
草彅剛と違って、あまり真面目に学校に行っていなかった僕を、北村先生は温かく見守ってくれた。
 ある時、ある事情で反省文を書かせられた事があった。その時も見本を用意してくれるなど、とても親身になってくれた。
そんな北村先生から言われた一言は、今でも僕の中に深く残っている。
「学校に来なくてダメな子ではあるけれども、あなたには光を感じる。だから、ずっとこの世界で頑張ってね。」
いっぱい芸能人を見てきたはずの北村先生だからこそ、その言葉はすごく嬉しかった。
            (3月5日放送「ゴロウ・デラックス」朗読より~)

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ゴロウ・デラックス」カテゴリの記事

コメント

立花さんは70代のバリバリのジャーナリスト。世の不正は一刀両断!ペンは強しで権力とも闘ってこられた方だし、バラエティには殆ど出られないのでどうなるかと初めは緊張しましたが、立花さんの素敵な笑顔と和やかな会話でさすが「ゴロデラ」と感心しました。何時ものように吾郎、外山さんのMCがゲストをリラックスさせるのでしょうが、3時間超の収録で立花さんの分析力が発揮され、稲垣吾郎を分析した結果によるものもあるかなぁと勝手に想像してしまいました。猫好きでワイン好きな立花さんが、吾郎の文を褒めてくださり、ある時はじっと、ある時は満面の笑顔で吾郎を見つめるその眼差しに、何か共通点を見出されたのかと思ったり、話が合うのではとも思いました。

吾郎の自分史も、外山さんの自分史も、人との出会いの大切さが素直に伝わる内容でしたね。特に吾郎の文は立花さんがおっしゃるようにはしがきで先ず惹きつけておいて本文に、そしてあとがきのまとめ方も上手い!!

映画にドラマに忙しくて学校に行かれなかった事は出さず、伏せる箇所が結構あるのも吾郎らしいと思いました。北村先生は吾郎の事をもっと褒めてくださったのではないでしょうか。いろいろ背負っているものが多いので、周りへの気遣いもあるのでしょうね。いつかそういうものから解き放たれる時がきたら全てを書いて欲しい。稲垣吾郎という人は本当に思慮深くて、深いなぁと改めて思いました。

あれだけ文が上手いのに書かないのはもったいないですよねぇ。エッセイは勿論のこと、スマ進ハイスクールでの短編小説も素晴らしかったのでチャレンジして欲しいです。実現するまで要望を出さなくては(笑)

立花さんのお話と吾郎、外山さんの自分史、他では聞くことの出来ない貴重な30分間でした。

投稿: あや | 2015年3月 8日 (日) 00時32分

 昭和のターニングポイントにいた硬派なジャーナリストの立花さん。どんな感じになるかと思っていたら、暖かな柔らかい空気が流れていました。自分史というと年表のような人生すべてを書くものと思っていました。外山さんは永さんと出会い今もずっと一緒にお仕事をしてる。吾郎はずっと会っていないいない高校の恩師。それぞれ大切に持っていた思いを書くことができたのだと思いました。
 高校時代というと、学校に行ってないことばかりがとりあげられますが、素晴らしい先生との出会い、吾郎なりの高校生活を送ってきたことがよくわかりました。
 課題図書を読むだけでなく、書くことも!番組の企画だけではもったいないので、次に進むようにお願いしてきます!
 

投稿: 柊 | 2015年3月 8日 (日) 07時39分

コメントありがとうございます。

appleあやさま
今週も最高のゴロウ・デラックスでしたね。
立花さん、そのお仕事ぶりから民法の深夜バラエティに出演されてどんな感じなのかと私も緊張していましたが、本当に優しくて温かな方でしたね。
猫好きでワイン好きなんですね・・・ロケ企画でワイン飲みながらお話するところも見たくなりました。
私の頭の中の「お酒を飲みながらのロケ」希望ゲストにまた1名増えました(笑)。

吾郎の「はしがき」「本文」「あとがき」の構成も素晴らしかったですね。最後の終わり方も凄く好きです。
これは是非、全国のゴロウ・デラックスファンに読んで頂きたいと思いました。
>映画にドラマに忙しくて学校に行かれなかった事は出さず、伏せる箇所が結構あるのも吾郎らしいと思いました。北村先生は吾郎の事をもっと褒めてくださったのではないでしょうか。
・・・いつもSMAPメンバーにからかわれていますが、ドラマや映画に忙しかったという事は本当に言わないですものね。私も北村先生は他にもっと褒めてくださったのだと思いました。
あれだけの文才、放っておいたら本当にもったいないですよね、何か書けばいいのに。
今回も中身の濃い、いろいろ考えさせられたゴロウ・デラックスでした。

apple柊さま
立花さん、ホントに穏やかな方でしたね。
目が優しい。
番組予告に吾郎と外山さんが「それぞれの自分史」を書いたとあって、ドキドキしてましたが、年表じゃなくて良いのですね。普通に読み物として面白かったです。
私たちファンが聞かされる「吾郎の高校時代」と言えば学校に行かなかった話ばかりでしたものね。「はしがき」に「今回、誰にも話したことのない事のなかから書きたい」と書かれている通り初めて聞く事で、いつもからかわれる高校時代に、こんな素敵な事があったのかと嬉しく思いました。
吾郎にはもっともっと書いて欲しいですね。

投稿: サイトー | 2015年3月 8日 (日) 20時30分

サイトーさん、こんにちは。
ゴロデラは最近ますます「こんな人がゲストに!」状態が続いていますが、立花隆さんにはほんとうに「えっ、ここまできたか」と驚きました。嬉しかったです。
昔から興味があって、本を読んだり、NHKなどで見てきました。私にはジャーナリストというより「知の巨人」かな。偏見を持たずに興味を持ったことをとことん追求する人。見た目はどっちかというと、おばちゃんぽいけど(笑)。偏見がない、興味の範囲が広いことが吾郎ちゃんとの共通点だと、ちょっとこじつけてみました。
吾郎ちゃんの自分史、良かった。そして改めて本当に正直な人だと思いました、せつなくなるくらい。文才、ほんとうにあるんですね。読書量が増えて、自然と才能に磨きがかかってきているのだと思います。なんとか形にできるように、あちこちお願い、後押ししていきたいです。
たくさんある才能をもっと引き出してあげたい発揮させてあげたい、文才も演技力も。
「ゴローを待ちながら」。不条理劇の最高傑作を前に日々耐えている状態です。

投稿: みやっち | 2015年3月 9日 (月) 15時30分

appleみやっちさま
コメントありがとうございます。
恥ずかしながら、私は立花さんについてジャーナリストとしてくらいにしか存じ上げていなかったので、著書のジャンルの幅広さに驚きました。
それにしてもゴロウ・デラックス、凄いです、毎週のように驚いています。ものすごく贅沢な番組、少しずつでも放送地域が広がるといいですね。

「偏見がない、興味の範囲が広い」って、まさにそこは似ていると思います!!!
自分史、良かったですね。独特のリズムは吾郎の文章だなと思いながら、着実に腕を上げてますね。余計なものがない分、心に深く染み入る・・・ファンだからかしら(笑)。
吾郎はお仕事で経験したものなどが、ちゃんと身についてますね。その時その時で真剣に取り組んでいるからでしょうか。
やはり折角の才能は、形にしてほしいですね。

>「ゴローを待ちながら」。不条理劇の最高傑作
・・・確かに不条理劇ですね。早く突破口に到達したいです。

投稿: サイトー | 2015年3月 9日 (月) 20時00分

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