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2016年1月24日 (日)

ゴロウ・デラックス 1月21日

今週のゲストは藤城清治さん。
藤城清治さんの影絵は子供の頃から「暮しの手帖」で親しんできましたが、お話を伺うのは初めて。

藤城さんのアトリエを訪問。
広いアトリエの中央に大きなテーブルがあり、下から蛍光灯で照らし光を当てながらの作業。
今年で91歳の藤城さんはまだ現役で美しい影絵を作っていらっしゃいます。
普通のカミソリをハダカのまま手で持って・・・始めた頃はまだデザインカッターなどなかったそうですが、今やカミソリは自分の手の平のような感覚で使えるそうです。

book今週の課題図書:藤城清治の旅する影絵 日本
藤城清治さんが日本各地に出向いて描いた影絵集

光と影は人生そのもの 
光と影で、自然の美しさ、生きる命の尊さを描くと同時に、人生を描いていきたい

pencil藤城清治人生年表
*18歳の時に個展を開く。この頃はまだ油絵。「白い服の少女」はとても美しい絵。
「今見てもいいなって(笑)・・・」とちょっと恥ずかしそうに笑う藤城先生。
終戦後、好きな絵が描けると思ったら絵の具が手に入らなかったので影絵を始める。

生きてて光があれば影絵ができる

*映画配給会社に入社、人形と影絵の劇団を結成。
*暮しの手帖で影絵の連載
*劇団を結成、影絵劇・人形劇も始め、NHKの専属の劇団になる。
何と黒柳徹子さんは藤代さんの人形劇を見て影響されNHKの研究生になったそうです。
*着ぐるみの先駆け、”等身大ぬいぐるみ劇”ケロヨンが大ヒット。
*カラーの影絵を生み出す。劇をやってる時、照明にカラーフィルムを使っているのを見て思いつく。

event那須高原藤城清治美術館
外山アナが訪問した時の映像を見ながら先生が解説。
*影絵に登場するこびと・・・先生の分身だそうです。
*大きな木・・・一枚一枚の葉もそれぞれ向きが違ったり風で傾いていたり~それが人生だと思う。
*水面や鏡を使って幻想的に展示・・・劇をやっていた時ヒントを得た。
止まったストップモーションの美しさと動く美しさの対比

shadow2004年、サイン会で訪れた広島で原爆ドームを見て転機が訪れる。

原爆ドームの前に立った時、描かなければいけないという衝動に駆られた。戦争を体験した人間として、悲しみや苦しみが風化しないように、原爆ドームを光と影で書き残したいという気になった。

80歳で戦争を描き現実を影絵にしていく決意。
2012年、「福島原発ススキの里」震災後、実際に現地に赴いてスケッチして描いた。

まだ生きてるんだ。これを超えて自然はもっと先へ先へと生きていかねばならないという事を伝えたい。
今を大事にしなきゃ、「今だ」っていうような、自分の持ってる全てをこの瞬間にかけてるんだ。

今生きている事を大切にして、その瞬間を生きる・・・
とても力強いメッセージを頂きました。
美しいものを創り出す人はきっと強いんだ!と思いました。

ゴロウ・デラックスは30分の番組中、基本的には1人のゲストを迎えて著書についてお話を伺う~というとてもシンプルな番組。
それだけにMCの力量も影響してくるでしょう。ゴロウ・デラックスでは、MCテクニックというよりも、十分な予習と深い理解力、分析力、ゲストに話を任せそこから臨機応変で話題を引き出す頭の回転、そしてその人間性でゲストの方をリラックスさせて素敵な素が垣間見れるような空間を創り出しているように思います。
すっかりハンコ職人になったADの山田くんと共に、誰も「自分だけ前へ前へ」の人がいないけれど、素敵な空気が流れている心温まる30分。
業界唯一無二のブックバラエティ「ゴロウ・デラックス」、ずっと続いて欲しい、お便りは是非こまめに。
お便り宛先→ゴロウ・デラックス公式

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コメント

サイトーさんレポートありがとうございます。2014年だったか?番組に「影絵作家の藤城清治さんのアトリエを訪問してください」とリクエストしました。確かアトリエは目黒で、先生のマネージメント会社はホリプロ。実現性が高そうなので、舞台中の吾郎さんがお疲れのときの箸休め企画に最適、と思い提案しました。
自分の提案が採用された、なんておこがましいですが、きっと精神的にキツイ時期であったのではないかと推測されるので、美しい影絵と91歳になってなお現役でご活躍の先生のお言葉の一つ一つが吾郎さんにとって束の間の癒やしと活力になってくれていたら幸いだな、と思いました。またメルヘン、ファンタジーの世界を描いた作品が多い中で今回取り上げた作品が原爆ドーム、戦争と平和を描いたものだったことも、吾郎さんの今とシンクロしているような、偶然の一致ではない気がしました。そしていつか吾郎さんにも那須の美術館を訪れてほしいです。
また、吾郎さんが癒されるような企画を提案します。それくらいしか応援のすべがないから。

投稿: yurara | 2016年1月25日 (月) 00時58分

catyuraraさま
コメントありがとうございます。
yuraraさん、提案なさってたんですね。でも具体的な案って企画側としても嬉しいのではないでしょうか。
あの身を削るような舞台が終わって年末特別番組の忙しい時期に裏ではあんな騒動も続いていたなんで、想像を絶する世界だと心を痛めています。
絵本作家さんが少し続いたりしたのも良かったなと思っています。
藤城清治さんのお話、美しい影絵と共にとても心に響きました。
思わず今週の課題図書「日本」をポチっとしてしまいました。

この素晴らしい番組は絶対に続けていって欲しいです。
私も応援のメールやハガキを頑張りたいと思います。

投稿: サイトー | 2016年1月26日 (火) 13時33分

「暮らしの手帳」、懐かしいですねぇ。私も一時定期購読をしていました。あの頃から変わらぬ純粋なメルヘンの世界。沢山の木々と葉の間からの木漏れ日と、笛を吹く妖精、猫がセットになっていて、その美しさに感激したものでした。今でも精力的に、いや、以前よりさらにパワーアップして、題材を自然に求めて制作活動をされている藤城先生の取り組み方に脱帽ですね。社会の醜い喧騒等無縁のような、アトリエ、番組内のトーク。この番組があって本当に良かったですね!!

ゴロデラが、ゲストにも視聴者にも心地よい空間を作っていられるのは、偏に吾郎さんのMC力だと思います。サイトーさんもおっしゃっていましたが、自分の冠番組だからといって、決して目立とうとしない。先ず、ゲストを立て、共演者の居場所をしっかりと作る。👈これは大事で、意外と難しいことですよね。吾郎さんの出演する舞台、ドラマ、映画、はどれを観ても、共演者が輝いています。自身も輝いて、相手も輝かせる・・・・難しい事なのに吾郎さんはさらっとやってしまう。「居場所がいい」と言われる所以がそこにあるのでしょうね。「俺が、俺が」と前に出るのではなく、少し引いた所で全体を冷静に見てまとめて行く能力は凄い。ずっとこのスタンスを守って番組を続けて行って欲しいですね。今回ほど同じ人間として、心の美しさ、醜さを比べられる内容に考えさせられた事はありませんでした。見て良かったです!

投稿: あや | 2016年1月27日 (水) 15時51分

catあやさま
コメントありがとうございます。
暮しの手帖・・・そして「銀河鉄道の夜」の絵本が大好きで、子供にもこればかり読み聞かせていたような気がします。
今回、初めて先生のお話を伺い、80歳で転機を迎える・・・に感動し、「藤城清治の旅する影絵 日本」を思わず注文してしまいました。
今日、到着してパラパラをページを繰っていたら、手元が不安定そうな字で書かれた文章が・・・90歳の時手術をなさっていたんですね。
その時、病院の窓から見える景色のスケッチが素晴らしくて~
絵に添えてある文章も好きです。飾り気のない率直な文章がお人柄を表しているようで。
素敵な出会いをさせてくれるゴロウ・デラックス、最高に素敵な番組です。
これは絶対に終わらせてはいけないと、心から思いました。

投稿: サイトー | 2016年1月27日 (水) 23時50分

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