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2016年2月29日 (月)

ゴロウ・デラックス 2月25日

bell番組恒例企画第4弾~芥川賞・直木賞受賞作家勢揃い
芥川賞 滝口悠生「死んでいない者」
芥川賞 本谷有希子「異類婚姻譚」
直木賞 青山文平「つまをめとらば」

お三方がちゃんとお話するのはゴロウ・デラックスが初めてだそうで、これもこの番組の凄いところ。
*恒例の受賞発表の知らせを聞いた時の話
本谷さん・・自宅で赤ちゃんと一緒
滝口さん・・お蕎麦屋でお酒を飲みながら
「会見の時、ちょっと酔っ払ってました?」という吾郎のつっこみが(笑)。会見の映像などもあらかじめ観ているんですね。
青山さん・・候補の知らせを受けた時の方が嬉しかった。最初に認めて貰えたのが嬉しい、受賞は運だという、ベテランの方らしい感想だと思った。

本谷さんは今回候補の知らせを受け担当の編集者に知らせたところ「まあでも本谷さん、今回取らないから浮かれない方がいいよ」と断言されたそう(笑)で、何故そんな事を言ったかというと「落ちた時自分が傷つきたくなかった」からだという。
ところが今回、滝口さんがその編集者に会った時の話で『(本谷さんからの)候補になったという連絡が遅かった上に仕事が遅れていたので少し怒ってた(ので意地悪を言ってみた)』という真相が明らかに!
取り方によっては意地悪な話になりそうなところ、和やかな中、吾郎の「受賞で帳消しですね」などの言葉と最後は青山さんが「なかなか人間らしい・・・」と締めてくださいました。これも、ゴロウ・デラックスならではだと思いました。

*受賞会見裏話
上記の件により(笑)受賞すると思っていなかった本谷さんは授賞式に着ていくものも考えておらず大慌てで支度していったら左右違う靴下を履いていたそうです。
柄と色がカワイイ靴下なので、お洒落で左右違うものを履いていたと言われればそのまま信じてしまうのに。
靴下のしまい方についてのちょっとしたやり取りも面白く、とりあえず吾郎がどのように畳んでしまうのか気になりました。

book朗読
*「異類婚姻譚」~夫婦が似てくる物語・夫が人間ならざる者になっていくイメージ
書いたきっかけはPCの顔認証システムで夫婦が同一人物だと認識された事から、他人なのに夫婦が似てくる薄気味悪さを描いてみた。

滝口さんからの感想:物語の中に出てくる「揚げ物」についての面白い見解。最初読んでいると今までの本谷さんとは違う感じだったのが「揚げ物」でやはり本谷さんらしさが出ていた。「毒が出ちゃった・・(笑)」と吾郎。

*「死んでいない者」~大往生した老人の葬儀が集まった30人以上の親戚によって語られる物語
長い作品を書こうと思い、登場人物を30人以上にしたそうです。

青山さんからの感想:パッと浮かんだのは聖書のようなもの。どこから読み始めても自分に帰れる。

*「つまをめとらば」~江戸時代後期、人生に惑う武家の男、身一つで生きる女の強かさを描いた。
男同士の会話を吾郎が朗読、何かとっても良い。
吾郎:「時代が離れていても、今の僕らと感覚が・・・」
青山:「今と同じにするためにこの時代(平和な江戸時代後期)を選んでいる。18世紀後半から19世紀前半は今とそっくり、キーワードがない、正解がなくてみんなもがいている時代」
市井の人達の資料は日記を参考にするとのこと。歴史書などよりずっと良い。

本谷さんからの感想:強く生きていかざるをえなくなった女性に対してがっかりした目線で書かず、男が女を頼って生きていくんだという風にそれを乗り越えて書いてくださったのが嬉しかった。
吾郎:「凄いフェミニストだし、青山さんもこの本も。女性の方が読むとまた違った感じなのかな・・・」

今回もゴロウ・デラックスらしい構成。
受賞作家の方々もそれぞれの作品を読んでくるところがとても嬉しいです、やはり作家さんの感想は興味深い。
せっかく受賞3人が揃ったのだからもっとお話を聞きたい気もしますが、3冊を一気に読みたくなるので、この企画がやはり良いのでしょうね。

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・・・最近ゴロウ・デラックスの内容が時々記事になっているのが嬉しいです。

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