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2016年2月 7日 (日)

ゴロウ・デラックス 2月4日

今週はまず横浜元町からのロケ。ゲストの方の事務所が近くにあるという。
外山さんから元町の思い出について聞かれた吾郎、「よくデートに来たね」と指を折る仕草。
久しぶりに縁なしの眼鏡も素敵。ファーのついた白いダッフルコートを着た外山さんとのツーショットもなかなか少女漫画風で元町に似合ってて可愛いです。

book今週の課題図書「だれも知らない小さな国」 佐藤さとる著

という事で今週のゲストは児童文学作家の佐藤さとるさん。
87歳だそうですが、吾郎も言ってましたがお肌つややか!
今までに執筆した本は100冊以上。
毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞をはじめとして数々の賞を受賞。
代表作は累計250万部を誇る「コロボックル・シリーズ」

「コロボックル・シリーズ」は日本で初めてのファンタジー小説。
フェアリー(妖精)のようなものがこの世を飛び回っていて、人間がそこに関わっていく話を書きたかったそうです。
コロボックルというのは「ふきの葉の下の人」という意味のアイヌの伝承。
小さい頃から北海道出身のご両親から話を聞いていたとのこと。

コロボックルを題材にしたのは、「イギリスのフェアリーが好きだった」から。
夏目漱石の俳句「菫程な小さき人に生まれたし」に影響を受け、フェアリーを題材に物語を書いた。しかしフェアリーだと日本にしっくりこない・・・そこで日本の土着の題材はないかと探しコロボックルになった。
どうせこびとを書くんだったら世界で一番小さいこびとにしよう、と思って小指の先ほどの大きさにした。

コロボックル物語が生まれたのは1959年。戦後の高度成長のまっただ中。日本中の至るところで「開発」の名の下で自然の破壊が行われていた。
コロボックルシリーズの特徴は、ファンタジーとリアリティーの融合

佐藤:「ファンタジーというのはリアリズムの延長線上にあるから、嘘があっちゃいけない。
逆に大きな嘘をつきたかったら、嘘をついちゃいけない。」

吾郎:「ゴジラって身長が80メートルなんですね。ゴジラに足で踏まれる時の映像で人間がちょっと大きすぎないかとか、そういうので一気に興ざめしちゃうんですよね。」
佐藤:「とっても重要なことをあなたは言っているのよ。ファンタジーというのは、どっか引っかかったらハッと冷めます、全部がダメになってしまう」

コロボックルの舞台は、佐藤さんが生まれ育った場所、横須賀の安針塚(塚山公演)。
吾郎:「秘密の基地とかあるんですよね、タイムカプセルを埋めたりとか・・僕は一人遊びするのが好きだったから、いろんな物語を作ってさ・・・」
佐藤:「あんたよく似てるな、俺と感性が」

とてもお話好きな感じの佐藤さん、話していくうちにどんどん吾郎の感性にはまっていらっしゃる。ゴロウ・デラックスでよくある風景。
ぐいぐいつっこんでくるわけでもない吾郎がとる絶妙な距離と穏やかな空気にゲストの方がどんどんリラックスして饒舌になるのを見ているのは嬉しいです。

shadow朗読は吾郎がセイタカさん、外山さんがコロボックルの台詞を読み合うのが特に良かった。外山さん、声がかわいいから児童文学だと特に似合っていて良いなと思う。

pencil「ちいさな国のつづきの話」の直筆原稿を見せてもらう。
5巻まで手書きだったそうで、清書するつもりがどうしても直してしまうので、いつまでたっても下書きだったそうです(笑)。その後はずっとワープロ。
「僕はワープロ早かったんですよ」ちょっと得意そうにおっしゃってカワイイ。

book27年ぶりにコロボックルシリーズの続編を有川浩さんが書く。
佐藤さんご自身も有川さんの小説を面白く読んでいたそうで、以前有川さんがゴロウ・デラックスに出演された時の映像も使用。

drama人生年表
16歳の時、同級生に「童話作家になりたい」と宣言。
戦時中にも関わらず、同級生の友達も「書くならしっかり書け」と言ってくれた。
漱石の俳句から小さな妖精クリクルの絵を描き、それがコロボックルの原型となった。
実業之日本社で編集者をしながら物語を書く。(三谷晴美さん(後の瀬戸内寂聴さん)を担当)
31歳の時、コロボックルシリーズ第1作「だれも知らない小さな国」を自費出版。

ゴロウ・デラックスのゲストの方の間でも意外な繋がりがあったりして、改めて凄い番組だと思いました。
先々週の藤城清治さんに続き、今週の佐藤さとるさん、作品はファンタジーでもすごく現実を真っ直ぐに見つめている目が素晴らしいと思いました。
素敵な大先輩を身近に紹介してくれるゴロウ・デラックス、これってとても大切な事だと思うんです。日本がもっと人生の大先輩として年配の方を敬うような社会になって欲しいとも思う。
いつまでも続いて欲しいですね。

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