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2016年5月 8日 (日)

ゴロウ・デラックス 5月5日(#204)

レキドク・・・歴史の偉人たちを医師の目線で診察する”歴史のドクター”

今週のゲストは現役の整形外科医で作家の篠田達明さん(78歳)
今まで5回直木賞候補に選ばれ、レキドク本シリーズが大人気。

book今週の課題図書:「日本史 有名人の身体測定
歴史書の記述や残されている衣類などから医学の目を通して身体測定、身長体重を推測、遺品や肖像画を手がかりに歴史の意外な真実を解き明かす。
篠田さんは日本医史学会(医者や歴史学者が医学の歴史を研究する会)に入会、いろいろな事を見つける事ができた。
肖像画から持病まで推測も。

shadow篠田先生が紐解いた偉人達の姿を等身大パネルで公開
ズラッと並んだ偉人達の等身大パネルを見て、「こんなにズラッと並んだの初めてですね」とニコニコ嬉しそうな先生。
先生の説明を聞いていくと、歴史上の有名人物たちが意外にそんなに小さくない事~170cm前後が結構多い~に驚いた。個人的に一番びっくりしたのは聖徳太子が180cm体重78kgだったこと。
面白かったのは、肖像画から推測すると182cmの豊臣秀吉ですが、オランダ商館に残された「日本風俗図誌」の記述から140cmと推測。太閤になった秀吉は自分を大きく見せる肖像画を描かせたのではないかという・・・私たちが知っている秀吉らしいエピソードだと興味深かった。

book「モナリザは高脂血症だった」西洋の名画からモデルを診断
水虫に悩むヴィーナスとか、レンブラントの絵から乳がんを発見したり、これからは絵の中の人物にも注目してしまいそう。

chair1937年愛知県一宮市に生まれた篠田先生、演劇が大好きで演劇を学びたかったが、母親のアドバイスに従って手に職をつけることを目指して名古屋大学医学部入学。
手に職を~でお医者さんになっちゃう先生凄い。
渡辺淳一さんに憧れアドバイスも受けた。
ー渡辺先生の教えー
「医者と作家の二足のわらじはダメ」
「鉛筆で執筆、あらかじめ10本くらい鉛筆を削っておく」

先生のご自宅・仕事場・書庫を拝見!
せっかくの考えの流れが止まってしまわないように・・・大量の鉛筆を削って準備する先生。
書庫には本業の医学に関する本から歴史の本間で四方が大量の書籍に囲まれている。

今後は、バッハ、ヘンデル、グルック、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ロッシーニ、シューベルト、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナー、ベッリーニ、メンデルスゾーン、チャイコフスキーなどの大作曲家たちの診察をしたいとのこと、指を折りながら名前を挙げていく先生、これほぼ生まれた年代順なんですね。
本当に歴史もお好きなんだなと思いましたし、穏やかに楽しそうにお話しされる様子から、とにかくいろいろな事を調べて勉強して追求していく事が大好きな事が伝わってきて、とても素敵な30分でした。

今週の篠田先生は78歳、現役の整形外科医でもあり、まだ次は大作曲家について診察してみたいと夢はたくさんありそう。
ゴロウ・デラックスでは、歳を重ねても新たな道を切り開いたり、やりたいことが山のようにあったり・・素敵な大先輩をたくさん紹介してくれるのも嬉しいです。
そういう素晴らしい方々とお話をしている吾郎って、決して年齢で人を決めつけたりの発言って無いですよね。そういうところもすごく素敵な人だなって思います。

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コメント

今回のゲスト篠田先生も、居心地良さそうに沢山話してくださいましたね。
色々な角度から見る日本史は本当に面白い!!絵や、写真の裄の長さや肩の張り具合で、その人の身長体重を推測できるとは、さすが整形外科医だと感心しました。

昔の人は平均が150Cmぐらいだったと聞いたことがあるので、聖徳太子、織田信長が大きかったのには驚きです。先生の研究が西洋美術作品まで及び、音楽家も検証してみたいとおっしゃっていましたが、年を重ねられても打ち込める事があるのは素晴らしいですね。穏やかな先生のお話を目を輝かせて聞く吾郎さんの真摯な受け答えに、ゲストに対しての礼節が感じられ、この番組が多くの作家に愛される理由が改めて分かったような気がします。
ゲストが思う存分語ることができたかどうか、番組終わりに見せる満足げな表情でわかりますね。そういう点に於いても、ゲスト=著者に寄り添う稀有な番組でMCの素晴らしさは群を抜いていると思います。

投稿: あや | 2016年5月 9日 (月) 15時08分

appleあやさま
コメントありがとうございます。
興味深い内容でしたね。
歴史の授業もこういう角度からアプローチしていけば、もっとみんな興味持てただろうなっていつも思います。
私なんて、歴史=暗記と思って苦手な嫌いな課目になってました。
もっと歴史を好きになっていれば良かったのに~と後悔しています。
次は音楽家を診察したいって楽しそうにおっしゃる篠田先生、子供のような目の輝きがいいなぁと思いました。

ゲストの方々が番組が進むにつれてどんどん打ち解けてくるのが伝わってきて、いつもこのゲストを方のお話が聞けて本当に良かったって思います。
ゲストの方がみんな好きになってしまいます。先入観無しに接するMCの気持ちが伝わって伝染するのでしょうか。
本当に素敵な番組だなと思います。

投稿: サイトー | 2016年5月10日 (火) 00時12分

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