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2016年7月24日 (日)

ゴロウ・デラックス 7月21日(#213)

ロケ、しかもビル屋上の狙撃手から狙われるという小芝居から始まった今週のゴロ07218ウ・デラックス、ゴロウの命を救ったのは胸にしのばせていた1冊~今週の課題図書だった・・・敵に向かって銃を構えるゴロウ、出てきたのは今週のゲストをお知らせする旗でした→

今週のゲストさいとう・たかを先生は現在79歳現役、「ゴルゴ13」以外にも「鬼平犯科帳」などのヒット作を同時に世に送り出している。
「ゴルゴ13」連載は48年目を迎え、コミックは合計181巻、総発行部数2億冊を越える国民的マンガ、48年間休載はなかったそうです。

building「ゴルゴ13」の締め切り日に東京中野の仕事場を訪れる。
仕事机の前で仕上げをするさいとう先生。
ゴルゴ13は下書き無し、太いマジックで眉から描き始める。
下書きをしてしまったら、表情が出なくなるから。
こういうお話をされながら、締め切りの扉絵を描いていらっしゃるという貴重な映像でした。

ゴルゴの顔を描き終わったら、タイトルを入れページ全体のレイアウトを行い後の作業はスタッフさん達に任せる。

机の横の壁には旭日小綬章の額が。
最初、紫綬褒章を受章された時は「テロリスト描いて、国から何か貰える」とは思っていなかったそうです。

pencilスタッフさんの仕事場へ
漫画を最初に分業制で作ったのは、さいとう先生。
原案・脚本→ネーム→人物・背景・小物など、各部門にさいとう先生が参加しながら、スタッフの担当が細分化されている。
ゴルゴ13は先生が描き、他のところを描く専門スタッフが分業。

さいとう先生:「ドラマ書く才能と絵を描く才能は別の物だから。歌でもそうでしょ?」

武器などの精密な描写のための資料室には300挺のモデルガンが!
予想通り、興奮状態の吾郎が(笑)!
わっ凄い!僕、銃大好きなんですよheart
次々に銃を取って蘊蓄を語る吾郎、さいとう先生も「よく知ってるね~」とにこにこ。

shadowさいとう・たかを人生年表

*10歳、美術コンクールで金賞を受賞するが、「芸術でご飯は食べられない」と、母親が賞状を竈に投げ入れて燃やしてしまったそうです。
この世界に入るのを最後まで反対したお母様の写真が、机の前の壁にかけてありました。

*中学生の時、とんでもないワルで試験をいつも白紙で出していたさいとう先生。
「答案用紙を白紙で出すのは自由、でも自分の責任の元で出すのなら名前をかけ」と言われ、「人間の約束事とはこういうことか」と初めて気がついた。
その先生の名前が東郷先生、そして後にゴルゴ13の名前となったそうです。

この時に出会ってなかったら今の自分はなかったとおっしゃる先生ですが、出会いがあっても気付くか気付かないかが大きな違いなんですね。
中学生、しかもワルだった中学生に東郷先生のおっしゃった意味が分かった事は大きいと思いました。

*1960年、さいとう・プロダクションを設立、分業制を確立。
ストーリー漫画のはしりである「劇画1964」を発行。
当時の大人向け漫画は多くて2~3ページ、一コマや4コマばかりだったが、さいとう先生は「大人も読める映画のようなストーリー漫画こそ時代が求めているものだ」と出版社に売り込んだ。これが大ヒット、青年誌が続々誕生するきっかけとなった。

book今週の課題図書:「劇画1964」07219_2
さいとう・たかをゴリラコレクション 画業60周年記念出版 さいとう・プロ作品

朗読は「香港ルートをたたけ」から。
漫画の朗読、大好物です♪

1968年「ゴルゴ13」誕生
さいとう先生は何でも理詰めで考える。
青年誌で大人向けには、どんな主人公でどんなストーリーで描けば良いだろうかと考えた時、世界を舞台に描いてみようと思ったそうです。

さいとう・たかを先生、素敵な方でした!
ゴロウ・デラックスに出てくださる大御所の先生たち、年齢なんて本当に関係ない、どういう風に生きてきたか、今どのように生きているかが全てですね。
本を紹介しながら、作家さんの人生とかその考え方なども教えてくれるゴロウ・デラックス、素敵な番組だと思います。

penゲストで2回出てくださった柴崎友香先生が、ご自身のブログ「よう知らんけど日記」に、今年4月放送されたお花見オフ会に出演された時の事を書いていらっしゃいます。
ananシネマナビ、「群像」での小野正嗣先生との対談も読んでくださっていて、「こんなふうに小説読んでくれはる人が増えたらええのになあと思った」と。とても嬉しいです。

「GINZA7月号」では岡村靖幸さんが高須さん・西原さんとの対談で「ゴロウ・デラックス」を見ていた事が判明!
少しずつ、こういう発見があるのも嬉しい。

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コメント

今までにも漫画界の大御所の方達がスタジオに出演してくださったり、浦沢直樹さんや楳図かずおさんのように御自宅兼作業場にお邪魔してのロケもありましたね。今回も滅多にはテレビなどには出演されないさいとうたかお先生の作業場にロケ・・・それも締切間近の忙しい最中にお邪魔して大丈夫なのだろうかと、見ていていらぬ心配をしてしまいました。

小芝居から始まった放送ですが、小道具にも凝ってスタッフの意気込みを感じました。

お忙しい中、自ら何本もの筆を使い、扉絵を完成させる作業を見せてくださったり、スタッフ部屋に案内して、その作業を説明してくださる先生のサービス精神の素晴らしさに感激しました。過去の漫画家の先生方もとても撮影には協力的でしたよね。最初は初対面のぎこちなさがあっても、放送半ばには、皆さん暖かい笑顔になり、トークが弾むという光景を見る事ができました。吾郎さんの人生の先輩に対するきちんとした礼儀と、そのお仕事に対しての知識を事前にしっかりと身に着けて行く姿勢が、その道の重鎮達に好印象を与えるんでしょうね。さいとう先生も素敵な笑顔でご自分の生い立ち、現在に至るまでのお話をしてくださいましたね。300挺のモデルガンを見て興奮気味の吾郎さんに「よく知っているね」と嬉しそうな先生。それはそうですよね、あそこまで詳しければ驚くと同時に、微笑ましく、自分のコミックに関係しているので嬉しいですよね。吾郎さんの人心掌握力→コミュニケーションスキルの高さに毎度驚くと共に、感心させられます。吾郎さん自身よく「人たらし」等と言われていますが、持って生まれた性格の良さと、どんな方にも尊敬の念を持って接しているからできることでしょうね。
柴崎先生のブログの紹介、ありがとうございます。ゴロデラに出演してくださった作家の先生方の気持ちでしょうね。色々な意味で、稲垣吾郎さんは稀有な存在だと皆さん感じられているのではないですか。今後が益々楽しみです。

投稿: あや | 2016年7月24日 (日) 21時05分

appleあやさま
コメントありがとうございます。
文学書からコミックまで幅広いジャンルがとても嬉しいです。
出演してくださるゲストの方々の凄いこと!
何気なくお呼びしていますが、深夜のあの時間で、ものすごく貴重で贅沢な30分ですね。
漫画家の先生って、どこか少年っぽいところもあって楽しいなと思います。
それに加えて、さいとう先生の理詰めの分析力も素晴らしいと思いますし、そこに大ヒットロングセラーの秘密があるのでしょうね。
>吾郎さんの人心掌握力→コミュニケーションスキルの高さ
・・・どんな方がゲストでも常にフラットな心で敬意を持って接していますね。
私は「稲垣吾郎と申します。どうぞよろしくお願いいたします」という最初の挨拶が好きです。
いくら国民的に知られてるとは言え、一番組のMCとして挨拶している姿勢が伝わってきます。(自分の事は知っているだろうと思っての挨拶って、言わなくても感じられてしまうと思います)
ゴロウ・デラックスではゲストの方に気持ちよくお話をしていただこうという姿勢がしっかりと見えますので吾郎からのトークは控えめですが、「群像」での対談での内容の深さに驚きました。
ゴロウ・デラックスから派生して、またこういう対談も見たいですね。

柴崎先生のブログ、嬉しいですよね。
是非、全国放送でという言葉にも何回も頷きました。
絶対に後悔だけはしないよう、しっかり応援していきたいと思っています。

投稿: サイトー | 2016年7月25日 (月) 11時43分

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