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2016年10月 9日 (日)

「少女」舞台挨拶 10月8日

「少女」初日舞台挨拶、新宿バルト9、1回目、2回目に行ってきました。
だいたいの感じをレポします。
上映後の挨拶もありましたし、どんな話が出たか書いておきたいので、ネタバレを含みます。

movie新宿1回目(上映後)

吾郎は、濃紺のスーツ、細いネクタイ、胸元に横に太いラインの入った白いシャツ・・・相変わらずホッソリとして美しかった。
「高雄孝夫を演じられた稲垣吾郎さん・・・」
という紹介でもう楽しい笑いがおきる。
吾郎:「人が生きていく中で抱えていく心の闇や傷にそっと寄り添ってくれる素敵な作品。
皆さん、2回、3回を劇場に足を運んでください、その時には僕たちはもういません。児嶋さんはいるかもしれませんが」

児嶋:「出る時はギャラをもらいます」
・・・こんな感じで児嶋さんを弄っていました、二人息が合って楽しい。
こんな楽しい話だったのに「その時に僕たちはもういません」なんて意味深なタイトルで記事が出ていてビックリ。

三島監督は、吾郎の言葉を受けついで「闇の先にあるものをみつめてもらえたら。」というような事をおっしゃっていました。

三島監督
「各地で試写会をしてきたが、上映後にハッピーエンドと思うかバッドエンドと思うかを聞いたが、ハッピーエンドと思う人の方が若干多かった。
ほとんどの男性は稲垣吾郎さんが登場するとホッとした。自分が抱えてきたものを高雄孝夫に投影。」
「舞台「No.9」の後、吾郎さんと最初に会った時、いつもように近くで観察しようと近づいたら、吾郎さんが一歩離れた。孝夫さんって、こういう人だというインスピレーション。”近づいたら離れる”というお芝居をしてもらった。」


吾郎
「撮影した時は、(主演の)お二人は制服を着た女子高生だったのに、今日はshineイタリア女優さんshineみたいでびっくり。撮影中はあまり話す事はなかったけれど、二人とも大変な役で自分が20代だったら乗り越えられるのかなと思った」
と主演二人をフォロー。

湊かなえさん
「一番ギャップがあったキャスティングは高雄孝夫さん。
この名前はふざけて付けたものではなく、タクシーに乗ったら運転手さんの名前が”たかしたかし”だった事があり、これからヒントを得て高雄孝夫という印象的な名前にした。
ほうっておけない、うさんくさいこの役を稲垣吾郎さんがやってくださると知りビックリした。
稲垣さんと話をするのはとても緊張するけど、たかおさんだと思うと普通に話せる。」

それに対して、吾郎「湊さんの中で、ずっとたかおさんと思っていただきたい。」
・・・このイタリア男(笑)!モテるはず。

pencilテーマに絡めて「最近見た闇、感じた闇」
児嶋さん・・録画した自分の番組を見て自分のネタに笑わない人をチェックしてしまう。
本田さん・・休みの日、一日中何も食べずにゲームしていた。
山本さん・・・3日の休みを貰った時一人で映画観に通い詰めた。
吾郎:「二人とも友達とかいないんですか?」「僕はいます、中年のおじさんとか」
吾郎・・・基本が闇、家に帰ると部屋が暗い。
監督・・・知人の体験の闇を集めてネタにしている自分
湊さん・・・自分の作品をすごく褒めてくださる知人のブログをたまたま見つけたら、悪口ばかり描いてあったので、ブログチェックをする自分

「自分にとっての闇」という事で、何かSMAPの事を絡められるのかと期待するような空気が客席一部にもありましたが、皆が精神的な闇について話す中、実際の暗闇について話し出す吾郎。ユーモアを交えて会場を笑い声で満たす吾郎の頭の回転の良さには惚れ直しました。

*映画撮影裏話
教師のPCにあったラブホでの映像は監督不在の撮影現場で児嶋さんがスマホで撮影したものだそうです。

cameraフォトセッション
1回目はweb用、吾郎抜き。
2回目吾郎が参加、客席を背に撮影なので、私たちから見えるのは後ろ姿。
スーツを着た後ろ姿、背中からウエストにかけてのラインの美しい事!
時々、確認するように吾郎が後ろを振り返って、「顔がテカっている方は拭いていただいて」「真後ろの方は映りません」など恒例の観客弄り。

「映画少女!」「大ヒット!」の練習の後も「どうでしょうか?もう一度練習した方がいいでしょうか?稲垣さん」と言われる。(40分くらい)

ネット記事にあった「SMAPのファンに一言~お騒がせしてます。がんばりますんで」という会話は、舞台挨拶の会場ではなかったと思います。
退場してから会場の外であったのでしょうか?
(追記)10日朝WSにて確認、セッションが終わって戻るところで聞かれていました。
ほぼ真ん中辺りの私の席からは見えなかったようです。

*こちらに詳しいレポがあります→映画情報どっとこむ

movie新宿2回目(上映前)
賑やかな拍手で迎えられ、今日4回あった舞台挨拶の中で一番盛り上がっていると言われる。
今回は上映前の舞台挨拶なので、ネタバレを言わないように気をつけなくてはと言う本田翼ちゃん。
吾郎の団扇を持っているファンが何名か。
湊かなえさんは、「そのプラカードに目を奪われて皆さんと一緒にお辞儀をするのを忘れてしまいました、すごい!と同じファン心理で見てしまって」と言うと、すかさず吾郎が「僕もしなかったです。髪の毛が乱れるのがいやなので」とフォロー。
湊さん「映画化は4作目だけど、初めて女性監督に撮ってもらって美しい映画になった。」

karaoke高雄孝夫を演じてみて
「たかおたかおという名前が~」と、新宿1回目で出た名前の由来を”自分で喋るのではなく"ちゃんと湊さんに振ってお話してもらう。
自分が話そうとした時、隣で本田翼ちゃんと山本美月ちゃんがコソコソお喋り(笑)。
「そこ大丈夫ですか?」と、まずはつっこんで笑いをとってから、高雄孝夫を演じたことについて語る。
「今まで演じてきたのは変わった役が多かったですが、今回は名前だけは変わっているけど普通の人。父親というのも珍しくて・・・あ?これネタバレ?どうせ2時間後には分かっちゃうんだからsign03
「全部話しちゃいましょうよ」

eye注目して欲しいシーン
児嶋さん・・・当日凄い量のセリフが出てきて覚えられなくてカンペを出してもらった(授業のシーン)
監督・・・「由紀と敦子の友情物語」「前半を児島さん後半を稲垣さん」

吾郎:「児嶋さんに絵の力がなくなって飽きてきた頃、僕が登場するので、僕が出てきたら皆さん拍手してください」
児嶋:「僕が出てる時はずっと拍手しててください」
児嶋さんと吾郎のやり取りは相変わらず面白くて一気に会場が笑いの渦に。

湊さん・・・「本田さんの堤防全力疾走、稲垣さんのママチャリ、ある人が刺されて血が出るシーンでは30種類の生地で血のにじみ方をテスト、一番キレイににじんだものを使ったので血のにじみ方が凄い」

監督:「たくさんテストして一番いいものを稲垣吾郎さん・・・」
全員で「ええ~~~~」と突っ込む。
「もう2時間後には、皆さん(笑)・・・」 と監督もやけくそになって、吾郎の逆ギレに続く(笑)。
会場中が大笑い。三島監督、すっごくかっこよくて面白い。

更に乗っかって「ママチャリに乗ってウサギのダンスをして刺されるお父さんですね」とネタバレして喜ぶ吾郎(笑)。

日本で挨拶するのは最後だと思うと寂しくて~と泣きそうになる美月ちゃんともらい泣きしそうになる本田さん。二人の挨拶で和気藹々と楽しい雰囲気の中で終了しました。(20分)

2回とも楽しい舞台挨拶でした。
主演のお二人が若くて原作者も監督も女性、何となく和気藹々となるのでしょうか。
また4回の挨拶で全員の気持ちが一つになってとても打ち解けてきたように思えました。
湊かなえさんは、吾郎の事をたくさんお話してくださったし、監督も気さくで面白い方。
更に児島X稲垣コンビの楽しさ。
今までの映画初日舞台挨拶で一番笑ったような気がします。
吾郎は相変わらず、いつでもフォローできるようにマイクを構えているけれど決して出しゃばらず、要所要所で笑いを取ったり話をまとめたり、素敵な働きをしていました。
お話している方の方に体ごと向いて話を聞くのも、そうでない時は客席全体をしっかり見渡しているのも、いつもと同じでした。

pen1回目の試写を観るまでに原作を何回も読みすぎたので、湊かなえさん独特のいろいろな要素がぎっしりと詰まって同時進行しながらお互いが絡み合い、一つのシーンへと繋がっていく面白さとは少し違うと思っていましたが、しばらく原作から離れて観たら凄く好きな作品だと改めて気付きました。
少女が抱えている秘密とか傷・・・思い切り美しい二人の主人公と美しい映像、心理描写にも意味を持って使われている音楽~など、単なる謎解きだけでない深い面白さがありました。
監督が思いきり拘った海辺の風景、夕陽の輝く一瞬も素晴らしかったし、私は敦子が剣道の竹刀を背に自転車を漕いでいる映像もすごく好きです。
そして、高雄孝夫。
子供とベッドに並んだ後ろ姿、普段のキリッとした細身の吾郎とは全く違う、40前後の男性の背中に見えました。
大きなスクリーンで観ると、いつも吾郎の声の良さにハッとします。
どんどん映画に出て欲しいですね。

朝日新聞デジタル

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コメント

「少女」初日挨拶レポを上げてくださり、ありがとうございます。WSで見た限りでは、肌艶も良く、相変わらずかっこいい吾郎さんだったので安心しました。映画の吾郎さんの演技、評判いいですね!三島監督独特の演出手法に賛否両論あるようですが、映像の美しさ、音楽の良さ、吾郎さんの演技については絶賛している友人が多く、観るのを楽しみにしています。
舞台挨拶で、周りの空気を良く読んでの対応は、SMAPで鍛えた25年、生まれ持ったセンスの良さと頭の回転の速さで、全体を引っ張って行っているように感じました。それでいて、決して前へ、前へではないところが奥ゆかしくていいですね。マスコミの対応もお見事でした。

これだけ幅広い役を見事に演じられ、トーク力も、文章力にも長けている吾郎さんの更なる飛躍を期待して応援していきたいと強く思いました。

投稿: あや | 2016年10月10日 (月) 14時19分

サイトーさま 試写会を1回拝見して以降、本日初めて公開映画を見に行きました。初見ではただただ筋を追うだけで精一杯でしたが、本を読み、再見した結果、これは若くてはかなさも残る美しい二人の女優と、吾郎さんの人生を経たうえでもただただ心の美しさだけが感じられる表情とそれゆえの不器用さが残る所作を監督が切り取って初めてできる映画だったんだなあと納得しました。
少女の色々なタイプはいろんな女性のプロトタイプに当てはまり、その凡庸さを女優陣の美しさが凌駕・あの時代だけがもつ美しさゆえに視聴の価値があるというか(一時期の吾郎さんもそうでしたよね)、男性陣の醜悪さを吾郎さんの存在で中和するというか、そんな化学反応を感じました。
単館風の劇場がいいかと思い、2回目の視聴はTOHO!シネマ日本橋で見ましたが、AUの日(割引の日)だったからか、老若男女様々な方がほぼびっしりいて、観客は映画を常に見ているといった落ち着きがあり、単館の洋画のように最後まで席を立たず、監督のクレジットまで見入っていたのが印象的でした。このような映画に育ってくれたのは、監督自身も嬉しいでしょうし、吾郎さんのメッセージともあうなあと感無量です。あと何回も見て、自分なりの見どころを増やしていきたいです。
初日の様子、レポありがとうございます。このような時期で手に入りにくかった方も、時間の調整がつかなかった方もとても嬉しく感じると思います。10月22日の単発のドラマもとてもとてもとっても!期待ができますね。俳優稲垣吾郎のサポートを微力ながら考え続ける毎日です。

投稿: おとと | 2016年10月10日 (月) 21時19分

cloverあやさま
コメントありがとうございます。
とっても細いけれど、元気そうな吾郎さんでした。
いつもと同じように、しっかりと客席のファンを静かに確認しているような姿にホッとしました。
好みが分かれる映画だとは思いますが、美しい作品ですね。
何回観ても新しい発見がありそうです。
舞台挨拶については、本当に楽しかったです。
児島さんがいらした事で笑いは更に増しましたが、決して児島さんも前へ前へではなく、吾郎に合わせていらしたように思いました。

マスコミへの対応・・いつもさり気なくスマートで賢くて、大人の対応で素敵だと思います。

cloverおととさま
コメントありがとうございます。
今回は舞台挨拶にいらっしゃれずに残念でした。
この映画はいろいろな見方ができますね。
私は、原作を読み込みすぎて最初の試写の時は違和感を感じてしまったのですが、今回はそういう事を忘れてどっぷりと三島監督が作る湊かなえワールドに嵌まる事ができました。
やはり、主演の「少女」二人の圧倒的な美しさがあっての作品ですが、その美しさの中で赦しの象徴のような崇高な存在としてのたかおは、吾郎だからこそとも思いました。
>老若男女様々な方がほぼびっしり
・・・とても嬉しいです。映画の宣伝の姿勢としては女子高校生対象のような感じもありましたが、若い人だけでなくいろいろな年代の人に興味を持って観てもらえる映画だと思います。

22日の単発ドラマ楽しみですね。

投稿: サイトー | 2016年10月11日 (火) 12時03分

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