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2016年12月 4日 (日)

ゴロウ・デラックス 12月1日(#229)

book今夜の課題図書:「九十歳。何がめでたい
今年93歳を迎えた佐藤愛子さんが、世の中の出来事を痛快にぶった切ったベストセラー。
イチャモンつけの元祖、佐藤愛子さんの厳しくも温かい言葉があふれた1冊。

shadow今週のゲストは佐藤愛子さん。
筆歴67年、著書は200冊以上。
1969年「戦いすんで日が暮れて」第61回直木三十五賞をはじめとして数々の賞を受賞。
トークバラエティーへの出演は30年ぶりだそうです。
*何故、この番組に出ていただけたのか?
佐藤さんは「ほん怖」をご覧になっていて、子供達が苦手そうなのに真面目に頑張っている吾郎がとても面白くて、
「楽にお話できる感じがあるだろうな、ゴロウさんなら」
「中居さんの場合はね、見てる分にはとても面白い、ウィットがあるし当意即妙でね、だけどお相手するのは疲れるだろうなと思うんですよ」
とにこやかに笑っておっしゃいました。
中居くんと吾郎の番組を見ていらしたなんて嬉しいです。

「これからお嫁に行くとか子供を産むとかではなければ、年齢なんて細かい事は関係ない・・・」という内容の箇所を朗読した後で、
吾郎:「11月5日、93歳のお誕生日なられるんですね。おめでとうございます」(ツイッターによるとこれはその前日の収録のようでした)
佐藤:「何がめでたいって言ってるじゃありませんか(笑)!」
吾郎の「ははははは」という笑いがとっても良かったです。

長編小説「晩鐘」を書き上げ、90歳で絶筆宣言。
しかし毎日に張り合いがなく、連載を薦められて再び筆をとりエッセイを書き始めたのが「90歳。何がめでたい」
佐藤:「人間って死ぬまで仕事をしていなくてはいけない、そういう風に神様はお作りになったんじゃないかと」
吾郎:「それで、皆さんもこのご本で元気になられるわけですから、読んだ方が」
佐藤:「何で元気になるのかよく分からないんですけどね(笑)私には。」
吾郎:「元気になりますよ」
佐藤:それについてはまた改めて激論を戦わしたいと思います(笑)」

・・・佐藤愛子さん、改めて激論を戦わしたいっておっしゃって。ゴロウ・デラックス、気に入っていただけたんですね、きっと。

book「戦いすんで日が暮れて」
~夫の会社が倒産して莫大な借金を背負った女流作家の物語。
実は実体験を元に書いた。
倒産して逃げた夫を「倒産したら逃げるしかないんですよ」と平然と言い切る佐藤さん、かっこいいです。
借りたお金は返さなければいけないからと肩代わりのハンコを押してしまい、悔し紛れに「戦いすんで日が暮れて」を書き直木賞を受賞。
佐藤:「塞翁が馬という話がありますけどね」
・・・「人生の幸不幸は予測できないものだ」とはいえ、才能があったからこそ出来たこと。
でも不幸を不幸と思わず立ち向かって切り開いていく姿勢がとても素敵です。

一人目に結婚した夫は復員して帰って来てモルヒネ中毒になった。
「亭主の出来不出来で女の一生の幸不幸が決まる、こんな馬鹿げた話はない」
「自分一人で生きれば、悪いのは自分だけですむ」

だから別れようと思った。
小学生の子供を養わなくてはいけないので小説を書き始めた。
母親には「お前はわがままだし協調性がないので外で働くより小説を書いたら」と薦められ、作家の父親も佐藤さんの作家としての才能を早くに見いだしていた。

自らが激動の人生を生きてきたからこそ書ける痛烈な語り口のエッセイ

*最近のネット炎上について
「要するに当節は興奮すると 味噌もクソもいっしょくたにして 文句を楽しむ人がイチャモンをつけて溜飲を下げる趣味というか、生甲斐というか、いや、流行の病のようなものと言うべきか。イチャモンつけの元祖である私でさえ、ただ呆気にとられるばかりである。(~「90歳。なにがめでたい」より」

匿名だから皆無責任に言う、そして騒がれると面倒だからそれに従ってしまう人達もいる。
今は物質的価値観がはびこっていて、例えば本にしても売れた部数が語られる。
佐藤さんの時代には物質よりも精神に重きを置いた時代。
今は物質的価値観が大きくなってきている分人間の精神性がだんだん下がっている。
ただ一方、昔よりも良くなってきているものもある。
ただそういういろいろな事に八つ当たりしながら書いているのが佐藤さんの「イチャモンつけ元祖」。

佐藤さんのようにユーモアを交えながら責任を持ってのイチャモンつけは楽しいですが、最近、ツイッターなどでも「文句を言う場」のようになってしまっていて、とても見苦しく感じることもしばしば。やはり言う側の知性とかセンスの問題なんでしょうか。

house筆歴67年佐藤さんの書斎拝見
大きな窓の外は木々の緑、ゆったりした部屋は寝室と書斎が一つになっている。
それは夜中に突然昼間書いたものを書き直そうと思いついた時に、直ぐに書けるように。
原稿は3回書くそうです。
初稿は、罫のない紙に大きく書くのが良いので、書き損じの原稿用紙の裏に書く。
直しながら原稿用紙に書く。
最後に渡す前に、手を入れながら原稿用紙に清書。

万年筆で書いた原稿まで見せてくださいました。

wine健康の秘訣
運動もしない。好きな事をやっているだけ。
嫌なことはしていない。だから元気なんじゃないですか?
・・・とおっしゃってますけど、きっと精神性の問題なのかもしれないと佐藤さんのお話を聞いて感じました。
本当に自然でお若くて綺麗な方です。

山田くんのはんこ、今週も素晴らしい出来。
佐藤さん、出来上がりの作品をご覧になって「若いですね」って喜んでいらして、山田くん「お綺麗で」と。
本当にゴロウ・デラックス、さり気ない礼儀正しさがとても気持ちいいです。

そして今度の日曜「IQS246~華麗なる事件簿」に吾郎さんが登場、みんな見てね!と、愛情たっぷりの告知も嬉しかった。

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