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2017年1月 4日 (水)

映画「笑の大学」

ツイッターで映画についてのブログを書いていらっしゃる方が、お正月に観る映画として、今年1本目の映画に「笑の大学」を薦めていらっしゃいました。
とても嬉しい記事でしたので、そうだ久しぶりに「笑の大学」を観よう!と思い、幸い今晩は一人だったので、残り物のおせちなどを肴にワイン飲みながらゆっくりと観ました。

笑の大学
原作・脚本:三谷幸喜
監督:星護
向坂睦男(警視庁保安課)検閲官/役所広司
椿一(劇団「笑の大学」座付作家)/稲垣吾郎
東宝配給・2004年・日本映画・121分

真面目で堅物で笑いが嫌いな検閲官を演じる役所広司さん、でもどこかにユーモアの芽が潜んでいると思わせるような佇まいが本当にチャーミングだと思う。
吾郎演じる椿一は、一見人の言いなりになっているように見えて、「自分なりの闘い方で大きな権力と闘っている、お客さんが喜んでくれる事に結びつくなら何を言われてもいい、きっとお客さんは分かってくれる」という信念の元に仕事をしていて、その仕事に誇りを持って楽しいと言い切る~吾郎そのものではないかと思いました。

一日目、二日目・・・と面白いやり取りの後、最終日は怒りながら笑う向坂検閲官、泣きながら微笑む椿一という二人を観て、戦争の理不尽さを嘆く。
映画のブログの方も書いていらっしゃいましたが、「笑の大学」はとても優れた戦争映画でもある、と。
何か、とても意義のある素敵な新年始まりのひとときでした。

年間500本を見るという映画のブログはこちら→アノ映画日和

星監督のこだわりのある美しい映像、役所さんとの二人芝居、お芝居だけでなく立ち姿や横顔も美しい、映画ならではのキャスティングだと思いました。
吾郎さん、どんどん映画に出てくださいね!

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吾郎映画」カテゴリの記事

コメント

懐かしいですね。「笑いの大学」は2004年10月公開でしたからもうかれこれ13年近く前の作品なんですね。良い作品は時間が経過しても色あせず素晴らしいですよね。久しぶりに「笑いの大学の創り方」というムック本を取り出して読みました。映画作品にこういう本が出たのも「笑いの大学」が初めてでしたね。その後、今日に至るまでこういうムック本は出続けていますが、この映画が先駆者です。
この中には三谷さんの作品を映画化するに当たっての経緯が細かく記されていますが、三谷さんの希望は監督は星護。キャストは役所広司と稲垣吾郎でした。監督の星さんも石原Pも賛成で、この最高のキャストが駄目ならば映画を創る意味が無いという様な考えだったようです。役所さん起用は言わずもがなですが、吾郎さん起用は、三谷さんの「作家の佇まいがあるのはこの世代には彼しかいない」ということで決まったようです。

殆ど2人だけの攻防戦、膨大な台詞と長回しという台詞のミスも許されない大先輩との芝居を吾郎さんは見事に乗り越えて、心に残る作品となりました。

その後、この映画の成功にヒントを得たのかJ事務所が「Jドリーム」という映像作品の制作と管理会社を作りSMAPメンバーの映画作品の殆どがこの会社で制作されるようになったのですね。吾郎さんの映画作品は「桜 ふたたびの加奈子」以外全て外注です!「Jドリーム」は映像関係の権利も持っているので、吾郎さん作品は宣伝もして貰えませんでしたね(苦笑)でも「笑いの大学」も「十三人の刺客」も未だに名作として映画ファンの心の中に残っていることは嬉しいです。

舞台も映画も異色のジャニーズとして後輩に道を切り開いてきた吾郎さんですが、ファンが知らないのか知ろうとしないのか、今まで映画通、舞台通の人にはその実力が認められていたのにファンの間での評価がいまいちなのが残念でたまりません。

今後は映画、舞台でもっと活躍してほしいですよね。あの人柄の良さと才能を多くの人に知って欲しい。勿体ないですよね。

「笑いの大学の創り方」を未読の方には映画創りの面白さ、大変さが分かると共に、役所さん、吾郎さんの役者としてのものの考え方の素晴らしさも感じられるので、どこかでこの本に巡り会えたらご一読をお勧めします。
サイトーさんがブログに上げてくださったので、再読できて感動しています。

投稿: あや | 2017年1月 6日 (金) 15時14分

eventあやさま
コメントありがとうございます。
そうなんですね・・・13年。
ムック本のお話、ありがとうございます。
そういえば、プロデューサーの方の実現するまでのお話はDVDに付いていたブックレットにあったのでしたっけ。
キャストに拘り妥協を許さないで作りたいものを作る~そういう情熱だってあったのですよね、この頃は。
事務所が欲を出して映画部門を作ろうとするから、今のようなまずは主役ありきのような映画作りになってしまったのでしょうか。
星監督のこだわりで、台本通りに進められたのでしたっけ。役のままにいるようにと、撮影中は役所さんと別々に待機していたという話もあったように思います。

Jドリーム・・・本当に吾郎は関わっていませんでしたものね。
独立問題が上がった昨年も、吾郎の映画「少女」は事務所が絡んでいなかったので、話題にも上がりませんでした(苦笑)。
どうしても数字だけで判断されるので軽んじてみられがちでしたが、かえって映画ファンや舞台ファンからの方が認められていますね。
吾郎は映画も舞台も、また演じる役もいつも先陣を切ってやってきたと思います。
これからは、もっと自由にどんどんやりたいものに挑戦していって欲しいですね。
できる限りの応援をしていきたいと思います。
素敵なコメントをありがとうございました。
ムック本、もう一度読んでみます。

投稿: サイトー | 2017年1月 6日 (金) 20時25分

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