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2018年10月10日 (水)

それでも僕は映画を撮る

drama目撃にっぽん それでも僕は映画を撮る 
~監督大林宣彦 80歳の決意(NHK総合 7日)
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余命3ヶ月の宣告を受けてから2年、今年の夏も新しい映画の撮影に入った。
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”映画の力を次の世代に”
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「映画というのは理屈じゃない、見れば面白いんだもの。 
共感する事で世界を伝えられる。
表現するということの力、そのことを信じたい」
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急遽、新たにまた映画を撮る事にしたのは
若い俳優やスタッフに直接伝え残したい事があったから。
「映画のたしなみは現場のたしなみは若い人に学んで身につけていってほしい。
それが基本にあって、僕たちが辿り着くことのできない新しい映像というものが彼らの力で発揮されていく。」Photo
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movie海辺の映画館ーキネマの玉手箱

少女と3人の若者の冒険物語、さまざまな映画の世界を横断していくファンタジー
監督が18歳まで過ごした広島の尾道で撮影が行われる。
7月2日クランクイン
大林監督の現場では、台本の変更は当たり前、リハーサルなしにいきなり本番に入る。
監督のやり方~
考えだけを説明して後は俳優たちの自由に任せる。
君たちが演じるのだから、それが映画というもの。
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監督のこのやり方に最初は戸惑う若い俳優たち。
人生は一度きりだから映画もリハーサル無し。
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”役柄を演じるのではなく、役柄を生きる”
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演じるという技術的なものではなく、役柄を生きるという事ならリハーサル無しは納得なのかも。そういえば園監督もリハーサル無し、現場でどんどん変えていくって吾郎さん言ってました・・・
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今回は、かつて監督と仕事を共にした俳優たちが数多く参加した。
満島真之介さん、小林稔侍さん、白石加代子さん、浅野忠信さん、山田洋次監督も駆けつけた。
映画を大切に愛しているたくさんの人達によって作られている映画という事ですね。出来上がりが本当に楽しみです。
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クランクアップの時、若い俳優さん・スタッフさんたちにこう語っていらっしゃいました。
体調の不調から大きな声を出したり愚痴を言う事もあったけど黙っている時は
「幸せをかみしめていました。いつも皆さんの背中に手を合わせていました」
「君たちは俺の未来だから頑張れよ」
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僕たちが映画を作れば、その映画が未来をきっと作ってくれる。
映画は歴史を変える事はできないけれど、未来の歴史を変えることはできるかもしれない。
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半年がかりで編集をして来年春の完成を目指しているそうです。
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apple大林宣彦ゴロウ・デラックスゲストの回→2018年2月22日
・・・ちょうどゴロウ・デラックスに出演された頃、新しい映画を撮る事を発表されたんですね。
ゴロウ・デラックスの時、入ってくるなり「ずっと会いたかった」と吾郎さんをハグしてらした大林監督の姿が印象的です。
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pen監督の映画に対する情熱や愛(こんなありきたりの言葉でしか表せなくて歯がゆいですが)が伝わってきました。
直接教わった若手の方達はどれだけ貴重なものを受け取ったのか・・・また、かつて仕事を共にした俳優さんたちが駆けつけて来た気持ちがよく分かりました。
山田洋次監督が「極めてユニークな映画監督。なんとも天衣無縫になってしまうのが大林さんの映画の楽しさであり素晴らしさじゃないかな」とおっしゃっていましたが、大林監督のアイディアとか構想とか本当に凄くて(この語彙力・・・)、この番組で『花筐/HANAGATAMI』の事をアバンギャルドな作品と称していて「そうだ、それだ!」と納得。
いくつになっても少年のような心も持っていらっしゃる方なんだなと思いました。
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大林監督の「役柄を演じるのではなく、役柄を生きる」という言葉にハッとしました。
私はずっと「演技が凄い」という表現がよく理解できずにいて、何故なら素晴らしいと思う作品って誰かが目立つ演技をしているのではなく反対に、みんなが普通にその物語の世界を作っているんですね。それぞれの役を生きているということ・・・ああ、このことなんだと思いました。
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吾郎さんがこれから作品の中でどんな人生を生きるのか、とても楽しみです。

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コメント

サイトーさま
お久しぶりです。時々こちらのブログも読ませていただき、うんうんと、読む方でいっぱいでなかなかコメントを残せずすみません。
サイトーさんの書かれた「みんなが普通にその物語の世界を作っているんですね。それぞれの役を生きているということ・・・」これが私も感じた稲垣吾郎さんの演技です。以前の私のコメントにも返信ありがとうございます。私は最近まで吾郎さんの演技をみたことなく…もっと若い時から見ればよかった!とちょっと悔しく思ってるんですよね。長いファンの方が羨ましいし尊敬します。この才能に早くに気づけたってことですものね。(でも先ほど見た草彅さんのYouTubeで、タイミング!そのとおり!と)これからたくさん見ていこうと思います。
阪本監督の素朴な人、というのもすごーくわかります。きっと「半世界」すばらしいことでしょう!とても楽しみです。
書きたいこと、思うことが沢山あってまとまりません。ごめんなさい。これからもよろしくお願いします。

投稿: えみ | 2018年10月12日 (金) 23時21分

movieえみさま
コメントありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。
大林監督密着、良い番組でしたよね。
先日の坂上忍さんゲストのゴロウ・デラックスでも映画というものはみんなで作る物って言ってましたね、吾郎さん。
本当に好きなんだな・・・って思い嬉しかったです。
吾郎さんが演じている作品、大好きです。
確かにタイミングってありますね。
この新しいスタートを切って初めてのソロの仕事が「半世界」・・・どんな吾郎さんが見られるのか本当に楽しみです。

投稿: サイトー | 2018年10月14日 (日) 08時21分

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