« 編集長 稲垣吾郎 4月3日 | トップページ | 3つのLIFEのお花企画 初日 »

2019年4月 7日 (日)

LIFE LIFE LIFE~人生の3のヴァージョン 初日

LIFE LIFE LIFE~人生の3のヴァージョン 4月6日~30日 
   作 ヤスミナ・レザ
   上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
   出演 大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則
   bunkamuraシアターコクーン
   シス・カンパニー LIFE LIFE LIFE~3つのヴァージョン

2006年、同じ劇場同じメンバーで上演、第14回読売演劇大賞 最優秀作品賞、大賞・最優秀男優賞(段田安則)を受賞した「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」を再演する予定だったのが今作に変更。
再演予定で組んでいたスケジュールの中全く新しい芝居を脚本を作るところから始めた作品だったにも拘わらず、初日から素晴らしい完成度でした。

周りを客席が囲むセンターステージは、天文物理学者アンリ(稲垣)とキャリアウーマンソニア(ともさか)夫婦の自宅のリビング。
子どものおもちゃなどが置かれた若者夫婦らしい部屋。
そこにアンリの上司ユベール(段田)とイネス(大竹)夫婦が約束の日の前日に訪れて繰り広げられるある晩の物語。
同じ設定で3つのヴァージョンが繰り広げられる。
階下には子ども部屋があり、なかなか寝ない子どもにも手を焼く二人。

素晴らしかったです。
4人のそれぞれの気持ちや関係性がくるくると変わっていく。
さすがこの4人、みんな素晴らしかったです。
作家が女性だけあって、「あるある~そういう気持ち」と思うところもしばしば。
台詞だけで笑わせてくれたり、考えさせられたり。

人物の気持ちに合わせてカメラがズームアップしたり離れていくように、センターステージが回転。
これも凄かったし、全ての所作と台詞がぴったり合わないとほんの少しのズレで崩れていきそうな舞台。
それを息つく暇の無いセリフの応酬が続く90分。
短期間でこれを作り上げたケラさんって凄い!そしてキャスト4人とスタッフの方達凄い!!
凄いものを見せてもらいました。
ケラさんとこの4人(前回、ロイヤルストレートフラッシュって言われてましたっけ)だからこそ、短期間で完成できたのだと思うし、これから上演を重ねていくうちに更に凄いものになっていきそうです。楽しみです。
凄い(凄いばかり言ってます自覚してます)役者さんたちが繰り広げるお芝居が1本で3倍楽しめるものすごく贅沢な舞台だと思いました。
この凄い作品と出会えた事に乾杯!

🎀吾郎さんは、ちょっとボサボサの頭(カワイイ!)に薄ヒゲ、メガネ。カーディガン。結婚指輪。
お尻小さい、脚長い。いやぁ、キュートで素敵でした。

パンフレットは千円。薄いですが読み応えあり。お稽古風景も載ってます。

関連記事

新しい地図
演劇キック

 

 

 

|

« 編集長 稲垣吾郎 4月3日 | トップページ | 3つのLIFEのお花企画 初日 »

吾郎舞台」カテゴリの記事

コメント

初日のレポ、ありがとうございます。やっと取れたチケットで9日に観劇できました。いやぁ~凄かったですね。シンプルな舞台装置、膨大な台詞の応酬!だからこそ役者の力量、演技力が試される舞台でした。大竹さん、吾郎さん、ともさかさん、段田さん、だから成立した舞台だと改めて思いました。笑いと緊張感が魅力的な不条理劇。演出も素晴らしい。映画「半世界」も全キャストの演技が凄かったのですが、この舞台も4人の安定し、輝く演技に魅了されました。「演技というのはこういうものなのだよ」と改めて突き付けられた感がします。映画といい、舞台といい、吾郎さんが質の高い作品に恵まれ、その実力を遺憾無く発揮できていることに感動するとともに、演劇関係者注目の作品だと業界友人に聞き嬉しくなりました。

投稿: あや | 2019年4月10日 (水) 11時25分

🍷あやさま
コメントありがとうございます。
本当に素晴らしい舞台ですよね!
若夫婦らしく意外に質素な家具が少し置かれているだけの空間、周りは客席ですものね。
海外の作品なのに、まるであて書きのようにぴったりと嵌まっていて素晴らしいと思いました。
4人のお芝居そしてケラさんの演出も素晴らしく、演劇が好きな人なら見逃せない舞台です。

>演劇関係者注目の作品だと業界友人に聞き嬉しくなりました。
・・・嬉しいです!

「半世界」に続きまた素晴らしい作品に出会えたのは、今までの積み重ねがあったからこそですね。

投稿: サイトー | 2019年4月11日 (木) 20時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 編集長 稲垣吾郎 4月3日 | トップページ | 3つのLIFEのお花企画 初日 »