2017年10月13日 (金)

安藤忠雄展 -挑戦-

国立新美術館開館10周年
安藤忠雄展 -挑戦-  新国立美術館HP  展覧会HP

本展では、この稀代の建築家が、いかに生きて、いかに創り、今またどこに向かおうとしているのか―その壮大な挑戦の軌跡と未来への展望を「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つのセクションに分けて紹介します。

・・・とあるように、ゴロウ・デラックスで聞いたお話を思い出しながら、6つのセクションに分けて展示されたさまざまな模型・図面・写真を見て、安藤さんの仕事・考え方生き方のようなものを少し感じ取れたように思えました。

「住まい」では、何故その建物がそのような形に設計されたのか~という事が、周囲の環境と図面を見て改めてよく分かったし、実際に建てられた「光の教会」に入り安藤さんの建築における「光」の持つ意味を感じられた気がした。

野外展示場に原寸で再現されたという「光の教会」(撮影可)。
写真ではなく実際に光の十字架を見る体験ができるのは貴重でした。

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ぜいたくな「余白の空間」そして、周囲の環境を壊さずに溶け込みながらも建造物として素晴らしい作品の数々。
直島については島全体の模型(専門学校の学生が作った)とスクリーンに映し出される景観・・・
展示も飽きさせないどころか次々に驚きが。

「あるものを生かしてないものをつくる」~歴史の刻まれた建物の再生としてはヴェニスの「プンタ・デラ・ドガーナ」そしてパリ中心部で進行中のプロジェクトについての模型にも目を奪われた。

私は2時間半をかけて全体を見ましたが、3時間は必要なのかも。
見る人を楽しませようという気持ちが伝わってきました。

安藤さんのスケッチも展示されているのですが、これまたすごく素敵でした。
建築物だけでなく、人物のスケッチも洒落ていて絵はがきで欲しかったくらい。

ゴロウ・デラックスを見ていなかったら、行ってなかったかもしれません。
改めて、ゴロウ・デラックスって本だけでなくいろいろな方向へ興味を広げてくれる番組だと思いました。2

お薦めグッズ→オリジナルグッズ
展覧会図録 \1980
代表作品を紹介、見応え読み応えのある嬉しい1冊。

国立新美術館
2017年9月27日(水)~12月18日(月)
毎週火曜日休館

 

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2017年9月 4日 (月)

TBSラジオ主催 三島由紀夫を語る~私たちの告白~

TBSラジオ主催 三島由紀夫を語る~私たちの告白Image_2f0aafc
   9月3日 渋谷 eplusLIVING ROOM CAFE & DINING
   出演 岩下尚史、山中剛史(三島由紀夫文学館)、小島英人  司会 宇垣美里

第1部 
岩下尚史さん、山中剛史さんによるトークショー
     TBS小島英人さんによる三島由紀夫秘蔵テープの発見秘話
第2部 岩下尚史さん、山中剛史さんによるトークショー
     抽選会

【第1部】
まずは乾杯!
ミニ知識1:三島由紀夫の恋人だった女性からの情報によると三島はあまりお酒は強くなかったそうです。

司会の宇垣アナも文学乙女(または文学女子。文学少女ではないと釘を刺される)で三島をたくさん読み大好きだとのこと。
さすが、司会進行がなめらかでした。しかも美人!

shadow当時の恋人から聞いた三島由紀夫像
29歳から3年間、三島由紀夫とお付き合いしていた女性(三島より十歳くらい下)から聞いた三島像についての話。
「沈める滝」「橋づくし」「美徳のよろめき」「魔法瓶」に、その女性(赤坂料亭の娘)との恋が描かれている。デートの度に、次に会う日時と場所を名刺に書いて渡したそうです。
一番幸せな時だったのではないか。
この頃から急に三島の作風が変わり、この時の作品が一番売れた。

ミニ知識2:三島由紀夫は癖毛だった。

三島由紀夫の作品は全部「未完の作品」
未完だからこそ、永遠に命が続く(岩下)。

晩年「男の死」という死のコスプレをした写真集(撮影:篠山紀信)を撮っていて自決の1週間前に出版契約を交わしていたが、事件のため出版されなかった。
”死ななければならない理由”については、三島のどの作品にも表現方法を変えて書いている。

ミニ知識3:三島由紀夫は自分の本を読んで感想を言ってくるような女性は好まなかった。

karaokeTBS小島英人プロデューサー(自称文学少年)による三島由紀夫の肉声テープ発見秘話08171
大きな紙袋、バッグからいろいろな資料をガサゴソ探しながら次々に出す小島さん。(勝手にとても親しみが湧きました)
その一つは、先日ゴロウ・デラックスで使った「稲垣吾郎さんの後ろに置いてあったパネル」。(写真右:左下の椅子は吾郎が座っている椅子)

ミニ知識4:ゴロウ・デラックスで使ったパネル、何と2万円かかったそうです。

社内でオープンリールテープからデジタルテープにダビング。
「使用禁止」となっていたテープ。
テープの声が三島由紀夫の声と確認するまで、三島を知っている人を探し最終的にはご家族ご親族に声を聞いて貰い、3年の月日をかけてようやく確認がとれた。

TBSで発見されたものであるが、NHK夜9時からトップニュースで7分間かけて報じられ、全国の新聞の記事になった。
大きなスケッチブックに新聞記事が張ってあるのを披露。
また、三島由紀夫の作品は新作に混じって今なお売れている。
これらは、どれだけこのテープの発見が貴重だったを物語っている。

【第2部】
book岩下さんお薦め本を抽選でプレゼント
「橋づくし」・・・若い頃の恋人の寝物語を元に書いた作品。
「午後の曳航」・・・「ゴロウ・デラックス」で稲垣吾郎さんにお薦めしたエピソード。
岩下さんによると「ご婦人は年を取ればとるほど楽しそうだけど、男はいくら財産があっても年取ったらいいことはない」

上等な小説はストーリーは関係ない。描写が大切(岩下)

岩下さん、この辺りになるともう「ちがうわよ、あんた!」の口調に。
楽しいお話がたくさん。

secretここだけの話
*入れ墨
(山中さん)事件の一月前、背中一面に入れ墨を入れて欲しい早急に~という電話が入ったが、半年から1年はかかるものなのでお断りしたというエピソード。
何の絵だかは分からないという山中さんに「あんた、それを調べないとダメでしょ!」と岩下さん。
岩下さんが入れるなら「八犬伝で伏姫が八房にまたがっている絵」だそうです。

三島は「インテリとか芸術家に見られるのが嫌」だった(「告白」より)。
昔は職人達の入れ墨に憧れを持っていたのではないか。
肉体改造にも見られるように、三島は自分が憧れているものになりたがった。

*ゲイバー
「アタシ、新宿二丁目だって行った事ないわよ!」といいながら、何故か詳しいゲイバーのお話が続く。三島が行っていたのはヨーロッパタイプの店。「禁色」に詳しく書いてある。

*自身の彫刻
等身大(全身ヌード)とミニチュア。
死後、手が加えられ、局部をぼかされたそうです、彫刻なのに。
三島は自分のお墓に置きたかったが叶わず、一度三島展で展示されたことがある。

美しいものは人間の肉体であるという西洋の思想に傾倒。

肉体は滅びるけど一番美しい時の形を残して終わらせる~美は永遠に続く~これが三島の理想だったのではないか。

pencil三島由紀夫の一番好きなところ
山中・・・文学者ではあるけれど、それだけでなく自らをもって体現。
岩下・・・たくさんの作品を残しているにもかかわらず丁寧に書かれ誠実な仕事をしている。

15分の休憩を含め2時間、楽しいお話を聞くことができました。
以上、暗がりでのメモとおぼろげな記憶を元に書いたので本当にメモ程度のものですが、三島由紀夫に関してはWikipediaでも全部読むのが大変なほどの資料があります。
今まで読んだ数冊の三島に加え、知らなかったいろいろな顔が興味深かったです。

先日、ジャズライブで購入した「三島由紀夫の来た夏」にも、下田で夏を楽しんだ三島由紀夫の素顔が描かれており、それと合わせて、作品だけでなく人物像や考え方など興味の尽きる事のない人なんだなと文学少女であった事のない私でも改めて思いました。

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2017年8月29日 (火)

三島由紀夫「告白」Jazz Live 8月28日

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神田神保町のブックカフェ二十世紀(古書店@ワンダー2F)にて、
ジャズシンガーであり三島由紀夫研究者でもあるサーシャ横山さんを迎え、小島英人さんの司会による三島由紀夫とジャズの夕べに行ってきました。チラシ

[第1部]トークショー 「告白」が語る三島由紀夫の素顔 横山郁代+小島英人

[第2部]サーシャ横山 Jazz Live
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サーシャ横山さんは、下田の老舗の洋菓子屋さんの3代目。
中学生の頃、毎年夏になると下田の東急ホテルに滞在していた三島由紀夫に遭遇。
ちょうど映画「憂国」を観た後だったので、その後横山さんのアイドルとなった三島由紀夫。
下田のお祭りが好きで、下田の人とも気さくに接していたそうで、横山さんの実家で作っているマドレーヌが好きで、いつも買いにきていた三島。
下田の夏を過ごす三島のいろいろなエピソード、中学生の女の子に見せる意外なお茶目な一面、家庭人としての顔、興味を持った事は作家の目でとりつかれたように見つめている姿等々・・・

また、東急ホテルとの急な坂も歩きで、自ら店に買いにくる三島と何度か話したりした思い出など、たくさんお話してくださいました。

Jazz Live では、三島由紀夫が好きだったという曲を中心に。
'S Wonderful
イパネマの少年
Fly Me to the Moon
Only you
いそしぎ
L-O-V-E
M列車で行こう

この他にも「Night and Day」アンコールは「星に願いを」と、「L-O-V-E」同様、吾郎ファンがニヤリとする曲も。
素敵な生演奏と共に、贅沢な2時間を過ごさせていただきました。

サーシャ横山さんが下田で夏を過ごした三島由紀夫について書いたエッセイPhoto

三島由紀夫の来た夏

何年かの夏を伊豆・下田で過ごした三島由紀夫の意外な一面、作品に出てくる下田の風景などが描かれています。

「告白」のインタビューを読み、横山さんが綴る三島由紀夫の素顔を読んでいると、私が抱いていたイメージが少しずつ変わっていくような気がしました。
素敵なイベントありがとうございました。

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2017年3月19日 (日)

ベートーヴェン・ソナタ 新国立劇場3月18日

ベートーヴェン・ソナタ

中村恩恵X新国立劇場バレエ団Photo_2
 2017年3月18日・19日
 新国立劇場 中劇場

第一幕
プロローグ W.A.モーツァルト作曲「レクイエム」
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 Op.24
ピアノ・ソナタ第14番「月光」 Op.27-2
「エグモント」序曲 Op.84
弦楽四重奏曲第9番 Op.59-3
弦楽四重奏曲第7番 Op.59-1
ピアノ・ソナタ第25番 Op.79

第二幕
交響曲第7番 Op.92
弦楽四重奏曲第15番 Op.132
ピアノ・ソナタ第31番 Op.110
交響曲第9番 Op.125
弦楽四重奏曲第15番 Op.132

演出・振り付け:中村恩恵
出演:福岡雄大 / 井澤駿 / 本島美和 / 米沢唯 / 小野絢子 / 首藤康之 / ほか
公式サイト:http://www.nntt.jac.go.jp/dance/performance/33_007946.html

clipエンタメ特化型情報メディアスパイス”中村恩恵X新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』首藤康之と福岡雄大が音楽家の多面性を描き出す”

*実は、バレエは古典を何度か観に行った事がある程度で全く全く分かりません。
   ただあまりに素晴らしくて感動したので、感動だけ伝えたくて。

ベートーヴェンとルートヴィヒ、二人一役でベートーヴェンの音楽家としての生涯を描いた作品。
稲垣吾郎主演舞台「No.9-不滅の旋律-」では、マリアがベートーヴェンの中の理性だと受け取って私は観ていたのですが、今回の作品の二人一役はもっと複雑なようです。
構想の段階ではピアノ・ソナタ中心だったようですが、上に書いたように様々な曲が使われていました。
死の間際にベートーヴェンが自分の人生を振り返るという形式だそうなので、最初の曲だけはモーツァルトのレクイエムなのでしょうか。他は全てベートーヴェンの作品です。

新国立劇場中劇場、最前列の座席と同じ高さになっていて、奥行きを生かしたシンプルな舞台装置。
無音の群像劇のようなところから、椅子に座ったルートヴィヒの独白(ベートーヴェンの日記)から始まった。バレエでセリフがあるのがビックリ。

スプリングソナタに乗せての踊りが素晴らしく美しかった。
薄手のミディ丈の白いドレスを揺らせながら男女ともに白い衣装、ボッティチェッリの「ラ・プリマベーラ」を観てるよう。

ムーンライトソナタでは、今にも「とっととピアノの前に座れ!」と田山さんが出てきそうに思ってしまって困りました。
月の光の中での踊りも美しかったです。

第1幕のラスト、天井から楽譜が舞い降りてきたのには驚きました。

第2幕は白い衣装から替わって黒、差し色が赤というこれまた魅惑的な衣装。
ドラマチックな交響曲第7番2楽章に合わせた踊りも私の大好きな世界、ちょっと映画を観ているようでした。

この作品では、映画「不滅の恋/ベートーヴェン」のようにルートヴィヒとヨハンナとの恋愛もあったのだろうか~と思わせるような踊り・・・私が理解できていないだけかもしれませんが。
突然、カールが銃で頭を撃つ場面も有りです。

交響曲第9番、後ろを向いて立ち尽くすベートーヴェン・・・今にも吾郎のルイスが指揮棒を振り始めるのではないかと思ってしまう。
音が歪んで無音に・・・

いろいろと舞台「No.9-不滅の旋律-」に重ねてしまいましたが、新しい作品「ベートーヴェン・ソナタ」素晴らしかったです。
やはりバレエダンサーは美しい。
鍛え抜かれた~と言う言葉は適切ではないのかしら、とにかくこんなに人間の肉体って美しいのか、とかこんなにも美しい動きが出来るのかとか、一人で感動していました。
そして、ベートーヴェンの音楽は偉大だ、と改めて。
新しく作られたこんなにも素晴らしい作品がたった2回の公演だなんて、もったいない。
再演があったら、是非また行きたいと思いました。

そして「No.9-不滅の旋律-」再演、熱烈希望heart

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2017年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

昨年も皆さまにたくさんお世話になり、20170101
いろいろありがとうございました。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

激動の2016年、数々の驚きや失望、悲しさ、喪失感・・・でいっぱいの年でした。
でも一方、思い出してみると、
「恋と音楽FINAL~時間劇場の奇跡」、「不機嫌な果実」とそれに伴う番宣、「特命指揮官 郷間彩香」、映画「少女」舞台挨拶付き、「IQ246」・・・と、数々の作品と共に、春・秋の2回ファンの前に出てきていつもと変わらない吾郎さんでしたし、作品的にもとても満足できて充実した1年でもありました。

直接的な言葉にはしないけれど、吾郎さんらしく心からファンを思ってくれた1年であったように思います。
こういう事態で、ますます吾郎さんの素晴らしさを実感した年でもありました。

新たな第一歩となる2017年も変わらずに、吾郎さんの素敵な背中を追いかけつつ応援していきたいと思います。
吾郎さんをはじめSMAPの仲間たち、新たに羽ばたく素晴らしい1年になりますようにheart

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2016年4月12日 (火)

ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生

ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生1
   原案・構成 鈴木聡
   噺・柳家喬太郎 X ピアノ・佐山雅弘
   2016年4月11日 紀伊國屋ホール

2011年5月~6月にパルコ劇場で上演された「ぼっちゃま」のスピンオフ企画。
「ぼっちゃま」では、喬太郎さんは、吾郎演じる井上幸一郎=ぼっちゃま宅に出入りする怪しげな古物商の榊原さん、佐山さんは隣のアパートに住むピアニストの森田さんを演じられました。
佐山さんは様々な曲の演奏からちょっとした言葉までピアノで表現、体を張った喬太郎さんの熱演は客席を沸かせてくださいました。
震災直後、余震が続き日本中が悲しみと不安に包まれ上演すら危ぶまれたであろう時、その時だけでも笑いに包まれ温かな気持ちにさせてくれた舞台でした。

この経験がとっても楽しくて、「森田さんってどんな人だったんでしょう」という話から企画ができあがったそうです。
「ぼっちゃま」本編は私が脚本を書き河原雅彦氏が演出、稲垣吾郎氏と白石加代子様が初共演し、震災直後の公演だったこともあり、大変印象深い作品となりました(配られたリーフレット(プログラム)に書かれた鈴木聡さんの『ご挨拶』より)”

第一幕 1917年(大正6年)・・・森田さん6歳
      ↓
     1945年(昭和20年)・・・森田さん28歳

第二幕 1956年(昭和31年)・・・森田さん39歳
      ↓
     2016年(平成28年)・・・森田さん99歳

 

魚屋の倅として生まれた森田さんがお客さんたちの人気者だった6歳の頃から、やがて音楽に目覚め自分で紙にピアノの鍵盤を描いて練習していた青春時代までの森田さん(異常に性欲が強いらしいw)。
関東大震災を経て第二次大戦で出征(
歩兵第38連隊・・・ここだけ細かい設定だが後で意味が~)した森田さん。
敗戦で帰国し、国分寺に住んだ時にそこの大家が没落貴族の倅井上幸一郎「ぼっちゃま」(←ここだけが接点)。幸運にも進駐軍でピアノを弾くという仕事を得て、そこから森田さんのピアニストとしての人生が始まる。

柳家喬太郎さんの巧みな話術で、第二次大戦前後の日本の様子に絡め近代芸能史まで、お勉強できちゃう。更に佐山さん(森田さん)の素晴らしいピアノ演奏で、時代と共に移りゆく音楽の変遷も。
実は生で落語を観るのは初めてで、いろいろな噺家さんのものまねなどは分からなかったのですが、それでも面白かったです。

戦時中の禁演落語五十三席の話から
紙入れ」喬太郎さんの落語が、もう素晴らしかった!新吉とおかみさんと旦那とその他大勢を見事に演じ分けていて、おかみさんの色っぽい事ったら。
こんなに面白いなら、もっと知っておけば良かったと反省。

喬太郎さんはノリにノって「こんなのやって引かれないかな」と言いながら、新作落語の例として「肥辰一代記」も披露。

佐山さんのピアノは、ジャズから戦後日本の歌謡曲、そしてビートルズからカーペンターズまで。自由自在に奏でる音がまた素晴らしくて。
私は佐山さんのあの柔らかなタッチからくるピアノの音がものすごく好き。
ビートルズ大好きなのでとっても嬉しかったのですが、ビートルズから解散ネタになった時はちょっとドキドキしました。

ところで、森田さんはというと1972年、上官だった(という設定)横田さんがグアムで発見されたニュースをテレビで見て驚愕、単身グアムに飛び、まだ残っているかもしれない仲間を探す旅に出たという・・・そこから現在2016年に飛び、話していた榊原さん実は・・・という結末。

喬太郎さん、さんざん話して話しまくり突然佐山さんに「なんでもいいから弾いて」と2度もムチャ振りを。
2回目の「なんでもいいから弾いて」の曲は「恋と音楽のテーマ」豪華アレンジ版。
汚穢屋だのうん○だのさんざん聞かされた後で、いきなりこの曲。何も心の準備は出来ておらず衝撃は大きかったです。それくらい恋音heartロスは大きかったのね。

ラストの演奏は「スターダスト」。
NHKミュージカルドラマ「ホシに願いを」でも「恋と音楽FINAL」でもお話の鍵になったこの曲。
是非一度鈴木聡さんに、この曲に対する思いを伺ってみたいと思いました。

鈴木聡氏は「挨拶文」で、森田さんの伝記まがいをでっち上げ、曲目はこんな感じで、みたいなト書き入れて台本を作りご両人に渡した。自分が書いたものは骸骨、そこに喬太郎さんが肉付けして語り倒し佐山さんが自由奔放に乱れ弾く~”と書いていらっしゃいますが、お三方がとっても楽しくこの作品を作り上げているのが伝わってきました。
自分の思いを表現できる才能って凄いなと、この一夜限りのライブを観る事ができて嬉しかったです。

「ぼっちゃま」で共演の健ちゃん、「恋と音楽Ⅱ」の相島さん、「ぼっちゃま」「恋と音楽FINAL」の福本さんもロビーで発見。
ちょっと懐かしくもなって、ロビーで次々といろいろな方と話していらっしゃる鈴木聡さんの背中に心の中でそっと「また、あのメンバーでミュージカルをなにとぞどうぞよろしく・・・」とお願いしてきました。

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2016年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

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昨年中はいろいろありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

吾郎さんにとってSMAPにとって皆さまにとって2016年も素晴らしい年になりますように!

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2015年3月29日 (日)

今年の桜

27日金曜日はお花見&ワイン会という事で、昼の部は健全にアルコール抜きで新宿御苑。

ここはお酒類持ち込み禁止なので、コンサート会場みたいに持ち物チェックがあるんですね。
お酒が好きなくせに花見の酒宴は好きでないので、本当に久しぶり。
ソメイヨシノはまだ咲き始めだったようですが、広い敷地に大きな桜の木は素晴らしかった。

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木々の後ろにビル群が見える所も好き。

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枝振りが見事で歴史を感じさせられる。
思わず、元のお屋敷は・・・とか調べてみたくなります。

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葉が落ちたプラタナスの並木。
葉が茂った頃、また来たくなりました。

風も無く暖かく最高に天気に恵まれたお花見となりました。
幸い、金曜日なので人出もそれほどではなく、ゆっくりと園内をめぐりお腹も空いて、夜の部へ。

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2015年2月20日 (金)

花より団子

event世界らん展~東京ドーム
一度行ってみたかったのが、ようやく実現できました。
一日中雨降りだったからか、混雑もなく見学。
ディスプレイ審査部門が・・・せっかく花は美しいのに人工的なものを加えすぎな印象が残念でした。
蘭の花は本当に美しいのですよ!
私はあまり創られたものよりも、野生を感じさせる蘭が好き。

2s 13s

14s 17s

3s 16s

ロスチャイルド家の蘭は素晴らしかったし、
女性大使のテーブルセッティングも美しかった。20s
食器に生けるのは真似したい。

どちらが本命かはご想像にお任せします。
ゴロウ・デラックス酒場放浪記の回で訪れた
「みますや」さんレポは、
「続きを読む」からどうぞ。

続きを読む "花より団子"

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2015年1月16日 (金)

佐山雅弘ニューイヤーコンサート 1月15日

佐山雅弘New Year Concert

"Premium Night with Precious Quartet"
2015年1月15日 東京文化会館小ホール
佐山雅弘(pf)
石田泰尚(Vn)
真部 裕(Vn)
伊藤ハルトシ(Vc)
川村 竜(b)
<Part Ⅰ>
♪Ask Your A Favor
♪Take Five "A" Trains
♪My Favorite Things
♪Bittersweet
♪ピアノ三重奏曲第4番”ドゥムキー”より第3楽章
<Part Ⅱ>
♪In The Velvet
♪Tears Of Nature
♪Dream A While
♪Pooh Song
♪Love Goes Marching On

佐山さん、ご病気で休んでおられましたが、少しスマートになられたけどお元気そうで、あの佐山スマイルは健在です。
お話もとても面白くて、引きこまれました。
いつも締め切りぎりぎりに書くことも多いけれど、今回は闘病生活中にゆっくりと曲を書くことができたそうです。
今回のコンサートでは、ピアニスト、作・編曲家、音楽監督など広い活躍をする佐山氏が「今、一番やってみたい事」という事で、ジャズ界の新進気鋭を集め、そこへ神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターである石田泰尚氏を迎えました。
石田氏は黒いスーツ・黒シャツ、白と黒の市松模様のネクタイ・(スーツの襟の縁取りの赤に揃えて)真っ赤なポケットチーフ・カラーレンズ眼鏡・短く借り上げた髪・・・と登場には驚くのですが、一旦バイオリンを構えると(そうだ、バイオリンにもピンクの石がキラキラ)素晴らしい音楽を聴かせてくれました。
楽譜に書かれたものは何でも演奏するよ、と即おっしゃる方だそうです。
若手3人は見た目は「のだめオーケストラ」から出てきたような、今風で陽気だけど真剣、「心から音楽が好き」があふれているような楽しく素晴らしい演奏。
時折、佐山さんの解説も入り、それは素晴らしいコンサートでした。
こういうホールではクラシックの演奏会しか行った事がなかったので新鮮な経験、是非また機会があったら佐山さんのコンサートに行きたいと思った。
Take Five "A" Trains は、昔一番リクエストが多かったというTake Five"A" Trainを一緒にしてしまったとのこと。おなじみのTake Fiveのメロディーも嬉しかったし、「恋と音楽」で佐山さんが演奏されていた曲も聴けました。
ラストのLove Goes Marching On それぞれの楽器の熱い掛け合いも素晴らしく、美しいメロディーと楽器の音色に感動しました。Photo
コンサートホールで聴くジャズの素晴らしさ~今まで知らずに損をしていた気分。
カーテンコールでは、お茶目な佐山さんが突然手繋ぎを促して、共演者の方たちを照れさせていらっしゃいました。
改めて、「恋と音楽」の贅沢さを実感しました。

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