2010年3月28日 (日)

また美しい季節に・・・   忘文最終回

本日3月28日をもって「忘文」はお休みになるそうです。
2003年10月5日に始まって、1枚のDVDに6週分ずつ収めたものが今日の分を含めると53枚になりました。(総集編などで省いてある週もあります)
戸外のロケはさりげなく季節感を感じられ、その押しつけがましくない演出がいかにも吾郎の番組らしくて好きでした。
そして、制作に関わっているスタッフの番組に対する愛情がとても感じられました。
とても残念です。

さて最終回のゲストは先週に引き続きジェーン・バーキンさん。
今週はまずは「音楽の魅力」「好きなミュージシャン」について。
2回結婚し、その相手が二人とも音楽家で音楽的に彼女に大きな影響を与え、好きなミュージシャンは娘さんだそう。
お風呂でもスタジオでもいつも音楽を聴いている所なんて、吾郎と同じじゃないですか!
フランスの方は日本の音楽は聴かれないんですか?という質問に
「あまり聴かないです」と率直に答えるも、『ランデ・ヴー』というアルバムで井上陽水さんの曲を歌っているという話をしてくださいました。
「いろいろ日本の音楽にも触れていただきたいです」と自信を持ってしっかりと言う吾郎がとても素敵でした。

セルジュ・ゲンズブールの話になって、吾郎の
「男性としてもセルジュのファッションとかに憧れて丈の短いパンツとかクシャクシャのタバコとか、細いネクタイとか、凄い僕らのファッションに影響を与えている存在だと思います」
という言葉に、小さく頷きながら亡きセルジュさんの事を思って微笑んでいるジェーンさんの表情がとても良かったです。

セルジュの無精髭も一般的になったりしたけれど、それはジェーンさんが「その方が顔の輪郭がキレイだから」と勧めたそうです。
ジェーン・バーキン流ファッションの話になって、
突然、ジェーンが

胸元を開けた方がいいですよ

と言い、カメラのこちら側に「アレンジしていいですか?」と聞きながら
「ほら、こうやって開いて・・・」
と優しくネクタイを緩め、シャツのボタンを一つ、二つと外し始めました!!
シャツの衿を広げて立てて、ジャケットの衿も立てて、
「magnifique!!(素晴らしい!) 髪の毛も・・・」
と、髪の毛まで少しくしゃくしゃにして~

「とても素敵ですよ、後で鏡を見てください」と満足げなジェーン。

佐々木夫妻のポスターみたいな吾郎になった!
私も、こういう感じの吾郎、大好きheart

penジェーン・バーキンの忘文

あなたが微笑めば世界があなたと一緒に微笑む
泣くときは一人で泣きなさい

お母様がよく言ってらした言葉だそうです。
彼女の笑顔はとても素敵だと思いました。

最後、「ありがとうございました。この後も残りの東京を楽しんでください」と言う吾郎を
とっても優しい笑顔で見つめ、最後にまた
チュッ・チュッと両頬にキス
吾郎も片手を優しく背中に添えてそれに応える。
何と素敵な絵shine

最後にジェーン・バーキンについて語る吾郎の美しい横顔のアップ
最後までありがとう

『残念ですが、今回でお休みとなります。
また、美しい季節にお会いしましょう』

という言葉で締めくくられましたが、近いうちに「美しいシーズン」になることを祈っています。

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2010年3月21日 (日)

忘文 3月21日

今週は
まさにBeautiful Seasonに相応しいゲスト

ジェーン・バーキンさん

「お久しぶりです」に始まって
ジェーンさんから両頬へのキス
そして、お茶で乾杯

外国人に対しても構えることなく、普通に日本語で接してしまう吾郎が好きです。

真剣に聞いている吾郎と、とても楽しそうにいろいろな話しをするジェーンさん

フランス人から見た日本
異邦人としてフランスで暮らすこと
フランスの映画について
など、中身のギュッと詰まった楽しいお話をたくさん聞かせてくださいました。

本当に素敵な女性ですね。
やはり人間の内面は外に出るんだなと思ってしまう。

日本の音楽・日本の映画も知って頂きたいですね、
と言う吾郎に
「デュオしましょう」
って。
Je t'aime... moi non plus 
と言う吾郎の声を聞いて
吾郎のフランス語の歌、聴いてみたいと思いました。

来週はもっと身近な事、音楽・美の秘訣・ファッションなどについて語ってくださるようです。

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2010年3月14日 (日)

忘文 3月14日

「母の手紙」岡本太郎
岡本一平から息子岡本太郎への手紙

今週は、朗読

忘文の前の番組楽語びよりで、文豪などの手紙を読んだのがとても良かった。
そして、それが忘文へと変わったのだと思っています。
だから忘文の原点に戻ったような不思議な気がしました。

ちょうど舞台で吾郎の声に酔いしれている今、
落ち着いた吾郎の朗読の声がとても嬉しかったです。

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2010年2月21日 (日)

忘文~Beautiful Season 2月21日

オリンピックで1週間空いた為、2週間ぶりの忘文
今日は、古川日出男”ライフ編”

小説家としてのルーツ、そして小説家への道へ進んだ経緯についてテンポ良く話が進んた。
「書かれた事に対して表現する仕事をしているので、作家の方には興味があるんですけれど」という吾郎に対して
「吾郎さんとかが脚本を読み取ってどうやるかという読み取る演奏の仕方の方に興味ありますね」と語る古川氏。
話は「小説と音」「村上春樹について」とどんどん進む。

そして
「僕もワイン好きなんですよ~」という事は、吾郎=ワイン好きって知っているんですね。
大好きな村上春樹を読んでワインを飲み始めたという古川さん、今は「やっぱりワインはフランスが好きですね」って、ワインの話もはずんだ事でしょうwine

今週の忘文

完璧な文章なんて 存在しない

唯一無二の答えなんて求める必要は無い というようなニュアンス、
確かに、少し気が楽になるし何かを生み出す力にもなる言葉。

「今日は長々と楽しいお話をありがとうございました」
・・・きっとたくさんの話ができたに違いないと思いました。

今週も楽しかった。
正味12分の番組なんだけど、
中身がギュッと詰まったおいしいおいしい贅沢な時間shine

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2010年2月 7日 (日)

忘文~Beautiful Season 2月7日

リニューアルして3人目のゲストは、作家の古川日出男さん。
イチ読者として、番組の進行役として、次から次へと出てくる質問が面白い。
太字の部分が、面白いなと思った吾郎の言葉です。

「書くアスリート」として日頃ストイックに鍛える事が必要、憧れはイチロー選手だという。

ストイックという響きに憧れを持ちますよね、男の子は

自分から入り込むのではなく文章を浴びる感じ。古川さんの文章は音楽に近いですね

「今を生きている」という文章を書きたい自分にとっては嬉しい言葉だと。

文章を書く時、横書きだけでなく本にした時の印象を確かめるために縦書きにもしてみる、という古川氏。
縦書きと横書きの話になって

反省文って 縦じゃなきゃ駄目ですよね

と言う吾郎の発想が大好きです。
言われてみると、横書きにされた反省文って、反省していないみたいかもしれない。
でも、反省文なんて書いた事あるのかしら。

心地良い相づちと的確な言葉を返す優れた聞き手だからこそ、ゲストの方がとても気持ち良くお話できていると思う。
今後も、いろいろな作家の方との対談を期待します。
その前に、新国立劇場の稽古場で深津さんとの対談を是非sign03

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2010年1月31日 (日)

忘文~Beautiful Season

Chim↑Pom ライフ編
まずはグループの紅一点エリイさんについて~
リーダーではなく、例えるならば「船の舳先に立ってみんなを導いてくれる女神」とまでメンバーに言われているエリイさん。
「自分は本質・大事な事がちゃんと分かる」と明言してしまう彼女の目に吾郎はどう映ったのでしょうか。とても楽しそうに会話がはずんでいました。

彼女も普通に会話しながら「どうですか?」と聞いてきて、
吾郎も普通にそれに答える。

身を乗り出して相手の話す事に耳を傾ける吾郎。
ユーモアを交えて、控えめに自分の事も話しつつ相手の話を広げる、その接し方が素敵でした。

「エリイの名言~ドームで死ぬのが私のロマン」
「モナリザ」
「満員電車」

モナリザが好きというエリイさんに「作品として好きなのか、女性として好きなのか」を即座に聞ける吾郎がいいな、と思った。

日常で何にアートを感じるかというと、リーダーの卯城さんは、最近、満員電車にアートを感じたそうだ。
彼は、壮大な大自然などよりも人間の営みにアートを感じるとか。
卯城さんは久しぶりに乗った満員電車に感じたアートについて語り、
吾郎も自ら最近満員電車に乗った時に感じた事を語る。

おお、吾郎ちゃんheart
満員電車なんて、乗ったんだ!

「普段はそんなことされないのに。
ただの普通のおじさんだと思われ
女子高生とかに、こんな・・・(カラダをひねって避けるポーズ)ことされちゃって」
・・・・・・(笑い)・・・・・・
「なんだよぉ~近づきたい人いっぱいいるんだぞ、みたいな感じで心の中で抵抗したりして(笑)」

これが、先週の予告で【一同爆笑】の場面だったんですね。

吾郎の礼儀ある親しさ・積み重ねられた知識に基づいた会話などが生きていて素晴らしいと思いました。正味12分の中に、ゲストの話に加えて吾郎の考えや日常のエピソードまでたくさん織り込まれていて本当に楽しい番組になりました。
吾郎とアート・・・このような形でのリニューアル、フジTV・スポンサー・スタッフにも心から感謝の気持ちでいっぱいです。

Chime↑Pom の忘文

うまれてみるもんだよね

確かに、こうして生まれてきたからこその出会い、ですね。

     heart04heart04heart04

いやぁ、本当に少しでも近くで見たい人はたくさんいるんですっ。
この1週間はそのための、と言っても吾郎さんのお芝居を観たいがためですが、
舞台のチケット取りでどれだけみんなが頭を捻り時間をやりくりしてお友達にも頭を下げ(笑)頑張ったか・・・

舞台のチケットは取れましたでしょうか?
希望の日が取れたり取れなかったり、いろいろありますけれど、少しでも多くの吾郎ファン、演劇ファンの方に観て欲しいですね。
会見の時の静かな中にも熱い思いを込めた表情を思い浮かべる度に、そう思います。

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2010年1月24日 (日)

桑の葉茶

忘文 Beautiful Season では、毎回ゲストの好きなお茶が出てくるのでしょうか。
横尾忠則さんのチャイに引き続き、今回は桑の葉茶。
番組は、静かに置かれた茶碗の映像からお茶を飲む吾郎の横顔のアップで始まります。
早朝なのに、何と言う贅沢。

今週のゲストは、現代美術界に新風を吹き込むモダンアートユニット Chim↑Pom
パフォーマンス・映像・オブジェと変幻自在に作品を生み出し続けています。美大生仲間だった5人と絵画モデルの女性の6人からなるアーティスト集団。
デビュー作は「SUPER RAT」(2006)。都会に住むネズミの生き方をも肯定した作品。

対象は都会のネズミやカラスから、カンボジアの地雷・バリ島のゴミ山まで。選ぶ対象物も、表現方法も新しくて面白い。

自分達の作品について楽しそうに語るゲストの方達。
吾郎は聞き上手だと思う。真剣な眼差しで話を聞き、タイミングの良い相づちと的を射た質問や感想。
そして、いつもいいなと思うのは、相手が自分より若くてもゲストに対しては丁寧な言葉使い。ため口=親しみやすさではないと思うのです。

来週は6人のライフスタイルについてフォーカスしていくとの説明のバックに流れた映像、何だかみんなすごく楽しそうに笑っていました。

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2010年1月17日 (日)

アーティストはネコである

人生は短し
  されど
   芸術は長し

で始まる 忘文 Beautiful Season

今週は、横尾忠則さん「ライフ編」
飼っているネコについての話を絡めながら、芸術家の理想の姿についてなど

横尾さんの「今、気になること」はネコとの意思疎通について。
ネコは言葉を持たない分、正直でストレートな感情表現を持つ

ネコは人に媚びない 自分に忠実である
だから、アーティストはネコである
ネコの生き方に「芸術家の理想の姿」を見る

ゴミ箱の中のネコ
横尾さんの家のネコはゴミ箱の中でも一人で遊び始めるそうである
与えられた環境の中で、すぐに遊ぶ事ができる
この「ネコ原理」があるから、芸術家とネコが思いを通い合うことができる

Beautiful Season での「忘文~心を潤し憂いを忘れさせる文」は ゲストのに方に書いて頂くようです。
横尾さんが書いて下さったのは

我が道を行く

ネコちゃんとの遊びが得意・ネコとの会話が出来るタイプだと自ら名乗り出た吾郎、是非また横尾さんのお宅を訪ねて作品の紹介などして頂けると嬉しいです。

リニューアルした「忘文」
とても興味深い濃い内容の番組になりました。
次週からもとても楽しみです。

続きを読む "アーティストはネコである"

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2010年1月10日 (日)

忘文~ Beautiful season 第1回

忘文は、2010年より『忘文〜Beautiful Season〜』として生まれ変わりました。

HPには、絵画、文学、デザインなど様々な「美」を追求するアーティストをゲストに招き、稲垣吾郎がその「アート」と「ライフ」について迫るトーク番組。
と書いてあります。

今日からは、心を潤し日々の憂いを忘れさせてくれる「美」の不思議な魅力をお届けします、と語る吾郎は、美の世界への旅の案内人なのでしょうか、それともカメラマン?

クラシカルな家具が少しだけ置かれた白い部屋には、小さめな赤いポストと自転車、それから新たに三脚の上にはアンティークのような大きなカメラが1台。Photo_2

これはArt Cameraといって「レンズを向けた芸術家の情報がファインダーに表示されるカメラ」という設定だそうです。
蛇腹付きの大きなカメラを構えた吾郎が、素敵です。 
細い指が・・・大好物っす。

第1回目のゲストは横尾忠則さん。

カメラを向けると、お茶目に両手でピースを作って下さいました。
文章も書かれるだけあって、横尾さんのお話はとても分かり易くで面白い。
「本能に訴える」という事で「稲垣さん達のやっている事も同じではないですか」と話はどんどん進んでいきます。

「価値観って子どもの頃に出来上がっていると思う。きれいだと思うものとか好きな匂いとか」吾郎
「それが多分、本能だと思うんですよ。それが大人になると隠蔽されて社会的・常識的なものに乗っ取られてしまう。
本能に基づいた価値観を持つことで、より芸術的な行為に近づける」横尾忠則氏
「僕たちの仕事でも、人の本能を揺さぶったりくすぐる事が大切」吾郎
「そして、そこに感動が生まれる」横尾忠則氏

芸術のテーマ
芸術の源流
幼児性
芸術の本能
最新の作品
アート創作の目的
画家宣言
絵を描く快感
2010年の横尾流アート

こんなにいろいろな事について語られました。

来週は、横尾氏のライフスタイルにフォーカスを合わせるそうで、横尾さんのブログによると猫の話なども出たそうで、こちらも楽しみです。

絵本の朗読が無くなったのは寂しいですが、とっても興味深く楽しい番組でした。
お話の内容に従って様々な作品も見る事が出来ます。

吾郎のこの案内は嬉しいですねheart
みなさまに美しい朝をお届けいたします

木の椅子に座った吾郎は
黒の長めのジャケット
白いシャツ
赤と黒のアーガイルのベスト
ブルーや赤のマドラスチェックっぽい色遣いのネクタイ
ライトグレーのパンツ
明るいグレーの(多分)スエードにつま先部分が黒っぽいコンビの靴(この靴、時々見ますけど好き♪)
・・・こんな感じの衣装でした。

稲垣芸術館を大人っぽくした感じでしょうか、これからがとても楽しみです。

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2009年12月20日 (日)

忘文 12月20日

今日は特別にお気入りの絵本をご紹介します

という事で、部屋を横切って本棚の所まで歩いていく郵便屋さんの歩く姿がとても美しい。
そして、解説をする声の素敵な事。

過去を癒し未来へと進む勇気を与えてくれる作品達、と絵本を紹介。
確かに、大人になって読む絵本は特別の癒しと勇気を与えてくれ、素直な気持ちになれるような気がします。

ちいさなスージー  ナナナンキリコ 文・絵
ともだちをたすけたゾウたち  わしおとしこ 作・ 遠山繁年 絵
ながれぼしきらり  すまいるママ 作

本棚片肘をついて立っている郵便屋さんの姿があまりにもザ・イナガキゴロウで笑いたくなるほどカッコ良くキマッていました。
いいなぁheart

あと2ヶ月半したら、舞台の上でのあの立ち姿と美しい声を堪能できるのかと思うと、今から楽しみでなりません。

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